先週金曜日についに走り始めた秩父7002F……そこでさっそく、淘汰されることになった1000系との期間限定の競演が静かに始まりました! 既に東急8000系列ボディと国鉄型車両の競演は伊豆急でも実現しているわけですが、秩父の場合は同じ4扉ロングシート車というわけで……ンいや~この時を待っていました!(^O^) この先、7000系の投入ペースが果たして一体どうなるのか……東急がここに来て株価低迷の影響のためか、5000系の投入ペースを落としたうえで、8500系の非軽量鋼体編成を相次いで検査に入れていることなどから、もしやすると東急側の都合でスローダウンし、その分1000系が延命することになりそうですが、あるいは地方私鉄に売る分の8500系はそれなりのペースで捻出されるのでしょうか。とにもかくにも、これから少なくとも2~3年は続くと思われる過渡期の光景をしっかりと記録しなければ……と改めて思います。
それにしても、東急8500系と国鉄101系はどちらも首都圏の激しいラッシュをこなして来た役者ながら、車齢が10数年異なると、やはりその間の技術的な変化も読み取れますね……。
いっぽうこちらは12系客車との並び!……ということは、3月以降C58とも並ぶというわけで、8500系がSL一旦全廃とほぼ時を同じくして颯爽とデヴューした頃には全く考えられなかった組み合わせに、今からドキドキワクワクですね……(^^
さらに、今回は撮影していませんが、元西武101系あらため6000系とも競演することになるわけで……。かつて東急と西武といえば、伊豆での鉄道敷設免許取得をめぐる死闘を繰り広げた犬猿の仲だったと言われておりますが、それも今は昔……。いまや伊豆急8000系が西武NRAの座席を流用していますし、ついにこうして双方の電車が同じ秩父線を走ることになるとは! さらに秩父には西武から4000系が乗り入れて来るわけで、数年後に副都心線を介して実現する東急←→西武の競演が、一足早く秩父で実現することになった恰好です。かの政商・五島翁&堤翁も、あの世で腰を抜かしながら和解の酒を酌み交わしているのかも知れません (^^;)。
何はともあれ……譲渡や直通という魔法の杖で、かつて想像すらしなかった組み合わせが実現するからこそ、鉄道趣味は奥が深くてやめられない…… (笑)。