往路・影森行臨時急行快走! 思いのほか速く、うまく撮影できるか緊張……。
登場時は前パンではないので、特にこの色の場合クハ1200が良い感じ♪
踏切から超望遠撮影(35mm版640mm相当→トリミング)。カツカツ過ぎ (^^;;
入換時のみ日が照って側面との明暗差が……。けどまあいいや (笑
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オレンジバーミリオン・スカイブルー・カナリアイエロー・関西線ウグイスといった国鉄色に続き、1980年代までの小豆ベージュ旧塗装が復活し、その度ごとに熊谷=影森間を臨時急行が走って話題を振りまいてきた秩父鉄道1000系……。本日ついに真打ちとしまして、国鉄101系→1000系の秩父入線時にまとっていた黄色+茶帯旧塗装を復活させた1007Fが、「秩父鉄道創立110周年記念号」と称する臨時急行で堂々お披露目を果たしました!
思い出しても見れば、かつて100系や800系といった釣掛式電車を訪ねて秩父を訪れていた中学・高校時代、これらの車両を廃車に追い込むべく一気に12編成も導入された1000系は、まさに怨嗟の対象……(^^;)。まだ1000系の本数が少なかった頃、待ちくたびれた頃にやって来た列車が1000系だったりしますと、思わず「ク○1000よぉ……」と悪態をついたものです (^^;;;;)。いやその……当時は103系が首都圏を席巻し、101系も探せばまだまだ走っていた時代、この手のボディやMT46の音は珍しくも何ともなく、僅かな小遣いをはたいてフィルム代と電車賃にはたいていた貧乏中学・高校生にとって、1000系がやって来ること自体時間の無駄だったのであります……(滝汗)。
しかし、それからはや23年。国鉄101系改め秩父1000系は、出戻り鉄の私にとっていつの間にか昭和のよき時代を思い出す象徴的存在に変わり、かつて「○ソ1000」呼ばわりしていたこと自体も若気の至りとして懐かしく思えるようになったのでした (笑)。そんな黄色+茶帯1000系が復活するというのですから、これは勇躍お披露目シーンに立ち会い、「昔はク○呼ばわりしてごめんよ……」と内心念じつつ激写しないわけには行きません。
というわけで、こんな感じでバッチリ記録することが出来ましたが(*^O^*)、今回特に驚いたのは……「110周年記念号」という大仰なネーミングの列車の運転士に、相鉄での研修終わり立てほやほやの新人女性運転士(詳しくは秩父鉄道ニュースをご覧下さい)を大抜擢していることです! 黄色+茶帯1000系が登場した頃の秩父鉄道と言えば、釣掛ジャンジャン、貨物もビシバシ、如何にも「男の職場」的雰囲気が充満していたものですが……今や7000系が走っていることもあり、サービス業としての新たな飛躍を目指しているのでしょうか。その節目の110周年記念号が、新人女性運転士と黄色茶帯1000系という温故知新な組み合わせというのも、何とも意味深な光景に思えたのでした。
それにしても……何だか茶帯、心なしか細いような……(汗)。小田急の青帯と大体同じ太さだったはずですので……(当ブログ「懐かし画像」カテゴリ内の、2007年8月17日付け記事をご覧下さい)