地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

開設5周年御礼・三峰口の保存車群化粧直し

2009-10-28 00:01:00 | 保存・園内・特殊車両


嗚呼デハ107! パンタを上げてこのまま走り出しそうな……(*^^*)。



デキ1も現役当時を思い出す存在感を取り戻しました(^O^)。



昭和末期まで武蔵国に旅客荷物合造車があったことを知る人はどれほど……?



現存する阪和電鉄の車両も最早この1両のみでしたっけ……?

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 いつも拙ブログをお楽しみ頂き誠にありがとうございます。
 このたび拙ブログは、元の名前「おまけ鉄ブログ」としてオープンして以来5周年を迎えました。当初はあくまで完全な内輪ウケのためのブログであり、私自身も「目立とう精神」ゼロな人間ですので、トラックバック等の宣伝を一切することなくまったり・ひっそりとした運営に徹するつもりでしたが(今でもその姿勢自体は全く変わりません)、いつの間にか検索などを通じて閲覧される方が増え、気がついてみたら「こんな備忘録ブログに何で毎日千数百アクセスも……??」という状態に至りました。その過程では、どうせマイナーなスポットで撮ったつもりの画像をアップしたところ、いつの間にかその場所に人が集中するようになって「しまった」と面食らった事態や、「こんな(中略)も見ているのか……」と気分が萎える事態なども起こり、「やはり止めようか。どうせ一銭ももらっていないし」と思うことも数知れず。しかし、このブログを通じて広がったお付き合いもあり、一匹狼を自認しながらもどこかで誰かと趣味をゆるやかに共有したいと思っている私にとっては欠かせない財産となっております。
 というわけで、あくまで親しい方々には楽しんで頂きたい……という思いで更新を続けていたところ、早いものでもう5年! その間には鉄道をめぐる事情も激変し、いま改めてバックナンバーを眺め返してみても、あの車両の引退……この車両の変動……と、余りにも大きな荒波があったことをまざまざと見せつけられます。そしてこの先は一体どうなるのか全く予想もつきませんが、あくまでまずは自分がどう撮りどう感じたのかを記録するというサービス精神ゼロ!の備忘録であるというスタンスを忘れずに(そこから背伸びをしようとするとロクなことがなさそうな。笑)、今後も時間の余裕が許す範囲で(主観としては)のんびり・まったり・ひっそりと更新して行こうかと思っております。

 さて、そんな5周年に際して選んでみたのは、先日の秩父1007F黄色+茶帯臨時急行運転のついでに訪れた、三峰口車両公園の保存車両群のカットです。恐らくは、来月下旬開催の創立110周年記念まつりに関連してのことだと思われますが、退色して久しかった車両群がどれも丁寧に化粧直しされ……いや~素晴らしい (*^^*)。中1の頃にはじめて乗り、秩父にのめり込むきっかけとなった100系電車をはじめ貴重な車両たちが、こうして大切に手を加えられ現存しているのは本当に嬉しいことですね……。改めて、自分の鉄道趣味活動の原点には、東急を始め横浜界隈の電車・旧型国電と並んで秩父があるんだなぁ……ということを確認するひとときでありました。
 このときは雨天だったのは残念ですが、EOS5D MⅡの圧倒的な描写力のおかげで、感度を上げても実になめらかな写り具合なのも素晴らしい……。タイムマシンに乗って、今の機材でこれらの車両の現役時代を撮りたい!という衝動にも駆られます (笑)。あるいは、大胡のデキ3021やデハ101・104を見ていますと、何とか再び保存公園と脇の側線が連結され、架線下に留置されているシーンを眺めてみたい気もするのですが、まぁ取りあえずはこれだけの状態で保存されていることを喜ぶべきなのでしょうか。
 来月23日には、これらの保存車両の周囲は家族連れで埋まってしまいそうですが(汗)、旧塗装やSLも揃うようで楽しみですね(仕事が忙しくなければ良いのですが。-o-;)。


たとえハードコアな内容でも地味ならこーゆー評価だということで(笑)。
写真家を目指しましょう、ですか……。まぁ写真を仕事で使ったことはありますので、これはこれでまぁ良いか、と。
それにしても、ブログ年齢10歳って……(超爆)。「♪」や顔文字を使うとググッと下がるらしいのですが、小さい頃に眺めた原風景をどこか追い求めながら趣味活動をやっていることを考えれば、まぁ分からなくもない評価ですね(^^;)。実際の年齢は……(以下略)。