鉄道の日に関連して各地で車庫公開イベントが開催されている昨今ですが、今日は爽やかな秋晴れの下、上毛電鉄の感謝ファンイベントが開催されました。ただでさえ開業以来の生え抜き車両であるデハ101を動態保存し、静態保存車であるデハ104と合わせて注目すべきものがある上毛電鉄ですが、周知の通り今年からは何と何と!東急長津田工場のヌシとして君臨し続けたデキ3021も仲間入り!!
そこで、個人的には昨日関西出張だったことから、一旦深夜に帰宅して早朝また自宅を出る面倒を回避しつつ、なるべく朝早くから大胡にて御披露目シーンを目にしてみたいと思いまして、急行きたぐに→ほくほく線→上越新幹線という裏技コースを選択 (爆)。朝9時過ぎに大胡に到着しまして……恩田で最後にその姿を目にして約1ヶ月、化粧直しを済ませて上毛社紋もキリリと凛々しく(でも何故か東急の銘板は残っています)、最高に美しく艶光りを放つデキ3021との再会を果たしたのでした! (*^^*) しかし……当初はデキ3021の南側に713Fが展示され、その影がデキ3021の一部にもかかってしまい、残念ながらデキ3021のサイドヴューをただちに満喫することは叶わず……。サイドヴューを眺めて激写する機会は、デハ101が午前中の巡行から戻り、昼過ぎに古豪3並びが実現する直前の、まさにほんの一瞬の入換タイミングを狙うしかないなぁ……と覚悟したのでした。
とはいえ、幸運な偶然は起こるときには起こるもの。デキ3021の余りにも美しい姿に「これって……まさか車籍があったりしないよなぁ……」と思い、たまたま近くを通りかかった上毛電鉄の社長様にお伺いしたところ、東急時代も長らく機械扱いだったため、当然大胡でも庫内専用車であるとのお答えでした(そりゃそうですよね……^^;)。ただ、そこから思わず話は弾み……長津田工場で常にデキの活躍を目にしていた東急ファンの一人として本当に今回の移籍は嬉しく感謝している旨を申し上げまして、さらに念のため「713Fがいつ動き、デキの側面を撮影できるようになるか」を伺ってみたところ……「そういえば確かにこのままだと側面が撮れないから、さっそく移動させましょう!」という最高に有り難いご配慮が!! そこで、デハ101が大胡に戻って来るまでの正午前後の約30分程度、事実上のデキ3021特別撮影会となりまして、辺りにはシャッター音が盛大に響き渡ったのでした!
このほか、本日の上毛イベント全般は極めて盛大なものであり、書き足りない内容は改めてアップしたく存じますが、何はともあれデキ3021の御披露目を兼ねた一大イベントの成功にこぎつけるまでの関係者の方々のご尽力は並々ならぬものがあったことでしょう。まずは取りいそぎ、デキ3021の撮影に際し多大なご配慮を下さった社長様をはじめ関係者の皆様に、この場ながら心よりお礼申し上げます。
また、会場でお会いした「ぱれっと」さん、どうもお世話になりました! (^O^) TR-11さんともお会いできるかな……と思い探してみたのですが、あの猛烈な人出の中、結局お会いできず残念……。そのうちまた上州には出かけるつもりですのでよろしくお願いします m(_ _)m