地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

撫順の電車FK1っぽい車両をつくる (4)

2010-02-07 00:04:00 | 超へっぽこ模型製作


 百戦錬磨・超熟練の自作派モデラーの皆様はもとより、私のようなヘロい作品で自己満足しているような人間にとっても欠かせない存在であるGMストア。その横浜店が先月中旬にオープンして以来半月少々経ちました。店が入っているビルの5階には二次元系趣味の巣窟らしき店舗が入っており、トロいエレベーターに乗る都度、横幅がやけに広い人々がドカドカと乗り込み、狭いエレベーター内部がさらに狭く感じられるのは何だかなぁ……という気分ですが (滝汗)、アキバ店よりも広いスペースの中に一通りのアイテムが揃い、とくにキットのバラ売りが壁にズラリと陳列されているさまは製作意欲をかき立てられます。いっぽう、「狭い自室や家族の白眼視といった事情を気にせず、店舗のその場でマイペースで製作可能!」という売り文句で (?) 設置された工作スペース「アトリエ」は、外から丸見え過ぎ……。少なくとも私は使う気にはならないです、はい (^^;)。オープン直後、購入金額に関係なくもれなく配られていた記念クリヤケースは、2度目の買い物時には既に払底していたのはまぁ仕方がないとしまして、当初「1万円以上のお買い上げの方にもれなく進呈」であったアトリエ無料お試し券を、2度目の買い物時に数千円買っただけであるにもかかわらずもらえてしまったのは、それだけ利用者が少なく、より多くの客に便利さをアピールしたいからなのだろうなぁ……と思わず邪推 (^^;;)。
 ともあれ、横浜駅西口には他にI○○Nやポ○ン○ッタといった模型店がひしめき (○ポは雰囲気がアレですので余り行きたくないのですが……^^;)、秋葉原に出るのに比べ個人的には非常に便利ですので、今後の商圏の発展に期待したいものです。そして今週末は毎年恒例のヨコハマ鉄道模型フェスタ(昨年に引き続き記念鉄コレの発売がないのは、恐らく管理運営上の問題が大きいためだろう……と -_-;)。なにげに横浜の鉄道模型事情がアツい!ですね……(そして私もすっかりカモ。笑)。



 ただ、肝心の製作そのものは、ここのところ多忙すぎるためすっかりスローダウン (苦笑)。新年早々のアップでは、必至のヤスリ工作で形を現した撫順電車の電動車を早々に塗装するぞ!と宣言したものの、その後は気まぐれな方針転換により (^^;)、むしろ先に付随車3両の車体づくりをぼちぼちと進め、最後に4両揃って塗装することにしたのでした。そこで、ちょっとした時間を使ってシコシコといじってみたところ……取りあえずこんな感じとなりました。
*付随車3両の削り出しとリブ貼り付け工事 (プラカッターで溝掘り) 完了。
 細いリブを真鍮線で再現する作業は一見簡単そうながら困難を極め、
 手元が狂って溝を掘り損じた部分は再度パテで埋め掘り直し (超面倒 T_T)。
 その後、瞬着を使って真鍮線を貼る作業も、プラどうしの接着と比べれば
 衝撃による剥離が起こりやすく(今後の取り扱いも要注意)、最高にハード。
 これと比べ、窓下の太いリブを半円プラ棒で表現する作業は簡単ですが、
 神経がそれなりにすり減ることに変わりはありません……。
 リブの間隔が一定でないのは、慣れない手作業ゆえの限界です……(T_T)。
*Tcの腰ライト・バンパー・手すり取り付け完了。
*Mc・Tcに小田急2000形用スカートを取り付け。
 実車の大袈裟なスカートを表現するため、車体にハメ込むのではなく
 車体の裾に接着剤で貼り、パテ埋め準備としてプラ板を裏から貼り付け。
 (連結器はダミーカプラーを予定……と申しますか、今さら他はムリ ^^;)
*4両全車のベンチレーター設置用穴開け完了。
*台車は黒く塗装済(GMのKD39。鉄コレ動力車にはDT21)
*床下回りはGMの客車用台枠に電車用機器を取り付けるため、
 床下機器パーツをバラバラにして貼るという面倒臭さ……。
 (根本も残さないため、削るのが超面倒……@o@)
 まぁ何はともあれ、ちょいとは完成に近づいたかな……という感じです。まだまだこの先、全車のステップ設置、塗装前のヤスリ作業(接着剤の跡をならすため)、塗装、窓貼り……と難行苦行は続きますが、果たしてこの先どうなることやら。とにかく恐ろしく手間を要する一品あるいは怪作となりつつあり、嗚呼!時間がいくらあっても足りないですね~(爆)。