地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

東急世田谷線・復活玉電色の301F

2011-12-02 00:00:00 | 路面電車


 東急世田谷線では早いもので、旧型車の全廃・300形への統一とホームの完全高床化が実現してから10年以上の時が流れ、そのうち1編成は黄色をシンボルカラーとして纏っていますが、いっぽう都電荒川線でも新型8800形のうち1両が黄色を纏って登場したことから、ここに来て両者は「幸福の黄色い電車」としてタイアップしているようです。しかし……ド黄色の迫力という点で完全に国鉄JRW岡山・広島に負けていると思うのは私だけでしょうか (笑)。 むしろハードコアな鉄ヲタ的視点 (何じゃそりゃ ^^;) からみた場合、世田谷線を代表する「当たり電車」といえば、やはり玉電復活色しかないでしょう……(私だけ?)。



 世田谷線の新旧交代劇が玉電色の復活とともにヒートアップした当時、新たなヌシとして大手を振って闊歩する300形を眺めては「要らねぇ……」とつぶやいたものですが、しかし実際問題として300形の方が圧倒的に収容力があり、乗降しやすく快適であることは否めませんので、今にして思えばこれも時代の流れとして仕方がないことでしょう (それでも、後期編成の椅子の座り心地の悪さを何とかして欲しいのですが -_-)。今はこうして玉電色が復活し、しかも大いに似合っていることを以て (かの200形にも似合っていた以上当然でしょうか?) 感謝しなければならないのかも知れません。
 ちなみに、今回の画像を撮影したのは昨年の秋。数年ぶりに世田谷線沿線の事業所に週1ペースで出入りする仕事がありまして、そのついでに撮ったものでありますが、その仕事は昨年の今頃に無事終了し、以来しばらく世田谷線には御無沙汰 (^^;;)。あのまったりとした沿線の雰囲気は大好きなのですが……。

【Tokyu Setagaya Line old color】In Tokyo, most of tram service was suspended because of heavy traffic jam about 40 years ago. This Tokyu Setagaya line is one of the alive tramway because it has its own rail in which motercars cannot run. The old tram that reminds the golden era of Tokyu Tram has gone away about 10 years ago, and now all of the tram are this type, DeHa 300. Now, one formation is painted the old color, and a lot of railfans favorite it.

※東急世田谷線はほぼ専用軌道ですが、路面電車カテゴリとさせて頂きます。