地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

琴電27+28、現役時代の光景再発掘

2014-12-08 00:00:00 | 地方民鉄 (琴電)


 琴電ではこのたび、23号の検査に際して塗装をどうするかアンケートを募り、その結果サーモンピンク塗装を復活させることになったようですが、思い出してもみれば00年代中頃に動態保存予定の旧型車は相次いで茶色ツートンになりましたしたので、確か一番最後までサーモンピンクで残っていた旧型車は元京急230形の27+28編成であったかと記憶しています。この2両は07年7月のさよなら運転&今橋イベントを以て廃車となりましたので、それ以後は志度線車両が近似の色を続けているとは言っても、旧型釣掛車でサーモンピンクというのはかれこれ約7年半ぶりということになりそうですね。まぁ個人的には、茶色ツートンで揃った編成は美しいと思いつつも、話題性やバラエティを盛り上げるために様々な色があって良いと思います。(サーモンピンクオンリーだった時代には一度しか訪れたことがないもので、サーモン色そのものには余り思い入れがなかったりするという……^^;)



 というわけで、そんなことをつらつらと思いつつ、昔の画像を掘り起こしてレタッチしようか……と外付けHDをゴソゴソ漁ろうとしていた矢先、京急年末恒例の鉄コレ、今年は230形とは!! 個人的には、大師線で細々と走っていた晩年、親に川崎大師に連れて行ってもらった記憶はなく、基本的に230形との付き合いは琴電で乗って撮ったに過ぎませんが、その優美極まりない大窓姿こそ京急電車のDNAの何たるかを雄弁に物語るものですので、ヲッサン&ジイサンヲタ大喜びの一品になるのではないでしょうか……。まぁ逆にその分、ナウなヤングやちびっ子 (死語? ^^;) の注目は全く集めないと思われるわけで、上大岡はそれほど大変なことにはならないのかも知れません。
 むしろ問題は……今後バリバリに琴電30形バリ展の嵐が吹き荒れ、財布が寒風吹きすさぶことになりそうだということ (笑)。27+28だけでも、ことでんロゴ有無で2バージョンとなりますし、さらには別編成で非貫通バージョンも……。如何せん一時期の志度・長尾線では圧倒的巨大勢力を誇っていただけに、いろいろと手を変え品を変え、息長くヲッサンヲタの財布が狙われ続けることでしょう……。