地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

神奈中三ヶ木の古参車 (上) 元スヌーピー青バス

2014-12-14 00:00:00 | 濃いぃ路線バス&車両


 昨日は、かねてから待望の神奈中バスコレ第4弾・キュービック&5Eが発売となりました。ちょっと懐かしい面々を掌の上に載せて、思わず「えぇのぅ……」とニンマリしてしまいます (キモッ!笑)。神奈中ファンにとってツボなアイテムを企画され、早朝から販売大合戦に奮戦された神奈中関係者の皆様には、この場ながら心より御礼申し上げます♪
 というわけで、ここらで一発神奈中ネタを……。周知の通り、西鉄バスと並んで本邦最大級の路線バス会社である神奈中は、さすが新車導入面でも業界をリードしているようで、最近は確実にゲテノンが増えつつあることを実感しておりますが、それだけについこの間まで「新型じゃん」と思っていた車両がどんどん消えているのは寂しいことです。個人的に好きな(と申しますか、3年前にジャカルタ撮り鉄中に骨折したあと大いにお世話になった)、銀枠窓のワンステ・エアロスターが消えるなんてことになったら激しく悲しいですが、その期限は少しずつ近づいているのでしょうか……。



 そんな神奈中のまだまだ使えそうな余剰車両、早々に地方のバス事業者やミャンマー等の外国に行くのでなければ、津久井や綾瀬などの「中古車センター」にて最後の御奉公となるのが通例ですが、それでも登場から約14~15年で廃車という運命が待っています。元スヌーピーバスとして独特の青塗装を保っていた車両のうち、津久井に集結していた車両も次々と離脱し、間もなく完全に過去の存在となるといわれていたようですが、ななな何と!先月津久井方面を山登りで訪れ、三ヶ木にてバスを乗り換えた際、最後の生き残りの1両である「つ060」が出番を控えて絶妙な位置に停車していました!!
 この車両は元スヌーピーバスの青塗装車の中でもひときわレアな00年製ノンステ車であり (←そこらへんの事情には暗いのですが、ネット検索で必死に調べました ^^;)、神奈中においては極めて珍しく、前扉と中扉が同じサイズ (?) の幅広2枚扉であることに加え、後部車輪の上がボックスシートになっているなど、神奈中の陣容の中ではあらゆる意味で珍車中の珍車であると思われるのですが、そんな1両とこうして離脱直前 (?) にめぐり逢い、ひとしきり激写しまくることが出来、サイコーにラッキーでございました……♪