昨日半蔵門線を走行中の東急8500系車内で発生した消火器ぶちまけ事件、なかなか不可解な話ですね……。車端部の高い位置に、金具を介して消化器が据え付けられているわけですが (私などは背が高いので、音鉄目的で車端部に座るときなど、消火器の底が頭にぶつからないかヒヤヒヤ ^^;)、ゴロンと落下したとしたら……これはさすがに金具の老朽化でしょうか。でもそれだけではブシャーッと吹かないはず (安全ピンを抜く故意が必要)。落下ならまず頭に当たって怪我人が出るはず。うーん、真相は一体……。
そんな8500系につきまして、先日発売されたRP誌の東急増刊号にて、ついに大本営発表がなされました。今後後継車両の開発を進め、時間をかけて8500系を廃車にして行くとのこと……。まぁ登場以来40年、とくに登場初期に大量に製造されましたので、インドネシアに行ったわけではない現役車両でも相当の車齢に達しているわけで、パンピーの皆様からみれば、メトロや東武と比べてボロいという印象になるのも否めず、東急田都のブランドイメージにも関わってくることになるでしょう。
ただ、一昨日運行を開始したE235系がバグですぐに死亡宣告され、復活、そして量産化まではさらに時間を要することになりそうですので、恐らくE235技術を採用する (?) 8500系後継車も、もう少々ヴェールを脱ぐまで時間がかかるのでしょうか? というわけで、ほんの少々全体として寿命が延びた8500系ではありますが、今のうちに出来るだけ乗ったり撮ったりの積み重ねをする必要があるのでしょう。
今のうちに……という点では、ジャカルタの8500系もまた然り。既にジャカルタの東急8000系列は、旧8039・8611・8613Fが離脱、さらにはチカウムの土となっており、稼働しているのは8編成。しかも205系の激増で予備的な役割に回りつつあり、この先さらに南武が全部ジャカルタに到着した後、千代田6000VVVFが大挙入線するということのようですので、いよいよ散々使い倒された東急8500系がどうなるのか、大いなる岐路に差しかかっているように思われます。東急における8500系の廃車再開により、さらに多くの編成がジャカルタに流れて来ることになるのか、それともジャカルタ現有編成の補修に必要な分の部品のみが譲渡されることになるのか……。やっぱメトロやJREに味を占めてしまった後では、KCJは界磁チョッパ車には見向きもしないのでしょうか。個人的には、JALITA8613F亡き後、改めてKCJ色の8500系が快走する姿を拝んでみたいのですが……。
というわけで、いろいろ雑念が浮かぶのですが、今年8月の時点ではとりあえず元気で大活躍していた8604Fの画像を貼っておくことにします。
【1:30注記】↑こんなことを書いた後、「さて寝るか」というタイミングでパクアン急行様のブログにアクセスしてみたところ、何と……現役東急全編成KCJ移管!!全編成KCJ色化!! というわけで、間もなくこのKAI青+黄帯は消滅することになります……!! 何という急転直下の展開……(@o@)。