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最近、常磐緩行線のE233-2000が小田急線内で試運転を行っている云々という話題をしきりに目にすると思ったら、ついに来ましたね……来年3月下旬の小田急ダイヤ改正のプレスリリースが!
このうち、海老名や伊勢原へのロマンスカー停車や、一部のVSE使用列車におけるシートサービスの中止といった話題は、小田急江ノ島賎民には一切関係ありませんのでノーコメントとして (笑)、やはり圧倒的に新鮮な衝撃なのは、快速急行大!大!増発でしょうか!\(^O^)/ まぁ朝夕は急行の比率が上がるのでしょうが、パターンダイヤのもと新宿~相模大野間は快速急行が10分間隔で走るというのですから、これはもうコーフンします。しかもその半分は藤沢行ということで、祝!江ノ島線内20分間隔! 中途半端なタイミングでやって来る (しかも土休日は相模大野発着という最高に中途半端な) 急行廃止! まぁ朝晩は南林間・長後利用の工場通勤客に配慮して残るのでしょうけど。
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さらに仔細にプレスリリースを読んでみますと、今回の改正のもう一つの主役は千代田線との直通拡大であり、まさにE233-2000の小田急乗り入れに象徴されるように、首都圏の既存相互直通網の中で最も冷淡な雰囲気があった小田急にも新たな風が吹くことになるでしょう。当面のヲタ的な関心事としては、果たして夕方の準急本厚木行にE233-2000の運用が設定されるのか、ということですが、さらに試運転でやった通りに秦野とか新松田あたりにも来るとしたら (朝限定?)、こりゃもう革命的事態だろ……と (笑)。
ともあれ、新宿~相模大野間で10分間隔の快速急行と、代々木上原~新百合ヶ丘間で10分間隔の急行が、華麗に緩急接続しながらバンバン行き交う未来絵巻に、実に隔世の感を禁じ得ないものがあります。今から30年以上前、快速急行など存在しようはずがなく、急行と言えば平均15分間隔で、相模大野で必ず分割され、江ノ島線内は4連の急行が30分間隔で大混雑の阿鼻叫喚、また30分間隔の箱根湯本急行に至っては2400の4連につき地獄の押しくら饅頭……という惨状だったのがウソのようです。まぁこの当時、江ノ島線内の各停のうち一部は新宿~相模大野間で急行に併結される「化け急」で、これはこれで便利だったのですが……(遠い目)。
というわけで、そんなダイヤ改正の陰で消えることが確定した区間準急の画像を貼っておきます。あと3ヶ月間、1000形の区間準急幕を撮ろうというヲタが沿線に殺到するのでしょうか?!
あと、町田&相模大野発着の急行小田原行き(及び、土曜休日の急行江ノ島行)が基本的に消滅するということで、従来はこの運用で急行幕を出す機会もそれなりにあった1000形ワイドドア車は、ほぼ完璧に多摩線&江ノ島線6連各停専用車ということになりそうですね。何だか1800形の末期における使われ方に似てきましたなぁ……(最後は朝方の江ノ島線で軽く1~2往復するのが日課だったものです。遠い目)。