ジャカルタの電車のうち、インドネシア鉄道 (KAI) 所属の車両がここ数年来纏ってきた青黄帯が、ここに来て急速に赤黄のKCJ帯に変更されつつあることにつきましては、既に東急8000系列や都営6168Fの話題でもお知らせしてきた通りです。そしてここに来て、ある意味で自然な流れとして、メトロ東西線5000系も赤黄帯 (正面は真っ赤顔に黄帯) に変更された様子が、現地発信画像でぼちぼち明らかになって来ました。
というわけで、メトロ5000系はジャカルタ入り当初の緑黄帯から青黄帯を経て、これで三代目のカラーリングとなるわけで、そのカラフルな変遷は東西線時代の一貫した細い青帯姿とは極めて対照的なものがあります。メトロ5000系は絶対的に安定した性能で、何度訪れても必ずと言って良いほど終日運用で酷使されていましたので、そのツケが回って66F「Djoko Vision」編成が既に離脱してしまいましたが、個人的に神奈臨千鳥線で見送ったことがあるこの59Fにつきましては、新たな赤黄顔で命尽き果てるまで力走を続けて欲しいものです!