地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

第八ジャカルタ炎鉄録 (18) 東急8003F

2017-01-29 00:00:00 | インドネシアの鉄道


 今月発売の鉄道雑誌は、いつもお世話になっております方々が執筆された東南アジアネタが複数誌に大きな扱いで掲載されており、既にご覧になった方も多いことでしょう。そして同時に、日本国内の鉄道の話題が国鉄消滅30年と車両の共通規格化、長距離列車の激減等によって寂しくなり、反比例して海外鉄の比重が増大するという現象を改めてひしひしと感じる今日この頃です。
 このうち、RP誌・東急8000系列特集の一環として掲載されたKucing様の記事は、まさに東急8000系列命!という御覚悟で数年来密着取材されて初めて作成しうる内容であり、とりわけ2010年にKAI標準青黄カラーが採用される前の素晴らしきカラバリ百花繚乱状態の記録は、訪れるファンが今ほど多くなかったこともあって、極めて貴重なものであろうかと存じます♪



 2009年に初めて訪れて、マンガライ駅の片隅で初めてKucing様とお会いした私にとりましても、2008~2009年頃こそ最も、ジャカルタの東急8000系列が輝いていた時代だった!と懐かしい気持ちにならずにはいられません。当時はほとんど予備車なし・連日連夜の超酷使で、車体は埃にまみれてしばしば窓も割れ、満身創痍という表現通りではありましたが、それでも当時最も故障しにくく使い勝手も良い冷房車として、全11編成が八面六臂の大活躍をしていたものです……。急行に乗れば、ジャカルタ・コタ~ボゴール間が本当に1時間で着いてしまいましたし……(遠い目)。
 しかしそんな時代も7~8年前となり、もともと日本を離れた時点でも車齢30年を遥かに超えていた東急8000系列は、ここに来て廃車が相次いでいるところです。とはいえパクアン急行様のブログを拝見するにつけ、依然として残存車の検査入場は続いており、いずれ中国中車製 (?) の新車が大量に入って来るまでは、残り7編成が活躍を続けてくれることでしょう。ウワサの12連化計画や、さらなる部品取りの影響で、本数が減ってしまう可能性は勿論ありますが……。
 そして最近思わずニヤリとしてしまったのが、サハ8924とデハ8249の車番差し替え! 8607Fのうち不調になったサハ8924を廃車とする代わりに、新8039Fに組み込まれていたデハ8249を抜き出して、サハ代用として改番してしまったという……(^^;;)。差し替え改番は既に何度も前例がありますので驚きませんが、SIV搭載デハでサハ8900の代わりにするというのが……(笑)。
 というわけで、RP誌におけるKucing様の記事掲載、ならびに珍顛末で8000系が1両生き延びたことを記念しまして、8003Fの画像をアップしておきたく存じます (8607Fは訪問した8月中旬当時長期の不調でしたので画像はありません)。この編成、今回の訪問時には最も頻繁に姿を現してくれた編成の一つでして、激増した205系と比べればさすがに古さは否めず、走りも心なしか「お疲れ気味か……?」と思えたものの、とにかくいつまでも頑張って欲しいものです。
 そういえば、8003Fと新8007Fのどちらか忘れましたが、4号車か5号車あたりに乗ったところ、メトロ6000の電機子チョッパ変調音と同じような音が聞こえて来たという……。幻聴でしょうか? (^_^;)