先月末のボーナスシーズンたけなわな頃合いに発売された鉄コレ都営10-000形、気が付いてみればアッと言う間に市場から消えてしまったようですが、それは今回の鉄コレの出来映えを意味しているのみならず、実はこの車両が少なくない鉄ヲタの間で静かな人気を誇っているためなのかも知れません。一時代を象徴する額縁マスクにギンギラコルゲート、そして103系を思い出させる集中冷房とグロベンの組み合わせ、電機子チョッパ唸るいぶし銀の走り……。どこをどう見ても、マニアックな趣味性にあふれています♪
それだけに、いよいよ今年度の新車投入が加速し、ついに10-000形の命脈が尽きようとしているのは悲しい限りです。お世話になっております「茶」様のブログを拝見したところ、スカートが無い最後の編成だった10-240編成も先日若葉台に廃車回送されてしまったとか……。今頃は輪切りにされて北館林 (?) へと旅立つ頃合いでしょうか (T_T)。
それにしても昨年度の上半期、相模原線沿線の事業所に週一で通ったついでに、都営10-000形を撮り貯めておいて本当に良かったです。今年度の上半期も同様に通っておりますが、今年になりますと10-000形を見かける回数は激減し、ごく僅かな運用に撮り鉄がちらほら群がるという風景を見かけておりますので……。昨年は誰もおらず最高でした! (←今回アップの画像は昨年撮影 ^^;) やはり、消えゆく車両の撮影は、激減を控えて辛うじて当たり前のようにやって来るタイミングに限ります……。