地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

第八ジャカルタ炎鉄録 (28) メトロ7123F

2017-08-02 12:00:00 | インドネシアの鉄道


 メトロ7000系が今も副都心線で生き長らえて横浜まで頻繁に顔を出すか、それともジャカルタで205系やメトロ6000系の大軍勢を前に埋没するか……。その分かれ目は、たまたまVVVFに改造されたか否かによります。もっとも、VVVFに改造されたところで、6000系のように全て後から追加でジャカルタに行く可能性もないわけではないでしょうが、当面メトロは日比谷線13000系に注力するはずですので、有楽町&副都心線17000系 (仮称) が登場するのはしばらく先になることでしょう。すると……KCJは一足先に、噂の「中古車導入終了・完全新造車中心体制」に移行してしまい、7000系VVVF車は一両も海を渡らないことになるのかも知れません。



 そういえば先日は、日車&住友の息がかかった台湾車輌公司がINKAと技術協力する旨の発表があり、熱帯の酷暑に耐える通勤車のノウハウが日本~台湾~インドネシアというコネクションで伝わる気配もあります。あれ~?高速鉄道と同じく、インドネシアにも中国中車の電車という流れではなかったのか? あるいは「日車台車INKA」連合と中国中車の激しいバトルがKCJにおいても展開されるということであれば、これはこれで非常有意思的一場乱劇、ということになります。
 妄想はさておき、いつもお世話になっておりますパクアン急行様のブログを拝見しておりますと、その後も続々と新たな話題が目白押しですね……。前面・側面・車内表示器の本格活用の試み加速、メトロ6000新規輸入車の205系並み太帯 (カッコ良い!)、ホーム高床化&仮設ホームステップ整備完了に伴う車体側ステップの省略 (隔世の感あり……)、主要駅のセブンイレブン撤退後にローソン出現、そしてチカラン電化開業間近!! とりあえず今年の夏は長い休みをとれないため (シクシク……)、第9回ジャカルタ遠征の目途が立たないですが、まぁそれは車両面での大変化が起こってからでも良いかな?と思っておりますので、引き続き約1年前の画像で引っ張ります……(^^;)。というわけで7123Fです。