地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

木曽路歩き鉄 (7) 奈良井のC12 199

2017-08-29 12:00:00 | 保存・園内・特殊車両


 中山道の奈良井宿には、木曽谷の森林資源に関連したもう一つの保存車両として、かつて木曽福島に所属し木材積み出し駅での入換に従事したC12 199が現存しています。位置的には、道の駅の脇にある森林鉄道のDL・客車と異なり、宿場南西の踏切に隣接した駐車場の一角に置かれ、往年の林業を支えたシンボル的存在としてピカピカな状態を保っているのが素晴らしい! しかも奈良井で一泊した場合、早朝の散歩のついでに清々しい空気の中で心ゆくまで激写出来るのも素晴らしい! 日中はいつでも、観光バスや自家用車で乗り付ける観光客が周囲に寄りついていますので……。



 そんなC12 199、C12としては珍しくデフを装備しているのがますます素晴らしい! 個人的に「C12というのはどうも小粒すぎる見てくれだよなぁ~」と思っているのですが、デフが両脇に設置されているだけで、ダンディーに引き締まった見映えになるように思います♪
 もっとも、木曽福島所属の入換機は、現役当時正面がゼブラ塗装だったようですので、この現状は完璧な姿ではないとみることも出来そうです (それとも、この199号機はゼブラ塗装ではなかったのでしょうか?)。そこらへんはまぁ、ホビセンカトーの京都店で特製品として売られている木曽谷シリーズのSLで楽しんでみることにしましょうか……。去る8月上旬の「鉄道模型コンテスト」にて、京都店特製品として陳列されていたゼブラ塗装C11の姿にクラクラしてしまいましたので (危険すぎる誘惑……^^;)、いずれC12 199のデフ付きゼブラ版が発売されようものなら、必ず御布施させて頂きます……(^^;;
 え……既にC12 199はマイクロから出ている? いえいえ、マイクロのC12はミョーなプロポーションのようですので……(^^;)。