地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

鉄道模型コンテスト2017訪問記・学生編

2017-08-27 00:00:00 | 模型素人物欲見聞記


 これは絶対に主催者が喜ぶと思いました (^^;)。見事な出来映えです。



 浜大津訪問直後だったため、地元愛あふれるこの作品は楽しい♪



 最近は滅びの美がひとつのトレンドなのでしょうか?



 足りない外国車両はフリーランスで!という姿勢は応援したいです。
 なるほど、ナハ11を短くするとこうなるか……って、ミャンマー客車みたいでもあります (^^;
 バイコヌール宇宙基地のソ連罐M62……高校生でも共産趣味か! (笑) 
 板キットの切り接ぎやプラ板使用で苦心惨憺すれば、グッと見映えがする「それっぽい車両」が出来ると思うのですが……。「じゃぁお前が作れ」と言われたところで、最近は製作時間が全然ないのがトホホですのでスミマセン (^^;;)。

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 3週間前に開催された「鉄道模型コンテスト」の審査結果が先日発表されたようですが、やはり周到にコンセプトを練って丁寧に製作し、チームワークが光った高校が入選したという、ごく当たり前の展開となったようです。懐かしい雰囲気の里や街、あるいは壮大な大自然に範をとった作品は、私自身も大好きですので御同慶の至りです。
 とはいえ、高校生ということでもっとブッ飛んだ企画があっても良いはず。かといって、毎年メルヘン路線で攻めても次第に新味が薄れるわけですし、大いに注目を集める巨大ギミックで勝負するとしても肝心の鉄道車両の存在感が埋没してしまうという問題もあります。何よりも、出来る限り丁寧につくったというわけではない作品は、発想の面白さをスポイルしてしまいます。「をっこれは!」と思った作品をじっくり眺めようとしたものの、その脇の粗雑に作られ誰も注目していない作品の高校の生徒さんが「これは紙をこうやって使って作りました……」と割って入って、しばし付き合わざるを得ないのは少々苦痛でした (汗)。
 う~む、期間と費用を限ってチームワークで製作するジオラマというものも、他の集団プレー系部活と全く同じで、リーダーシップを取り技術的にも優れたカリスマ的顧問・生徒の存在が鍵なのでしょうなぁ~(自宅に置き場がないのでジオラマを手がけないヤツがエラそうなことを書き並べてスミマセン ^^;)。そんなことを考えながら、戦利品の「ゆうマニ」・叩き売り鉄コレ・キャスコのB級品中敷きとともに帰宅したのでした。