地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

第五ヤンゴン熱鉄記 (4) 名鉄キハ24

2017-08-12 00:00:00 | ミャンマーの鉄道


 いつもお世話になっております斎藤様および落花生。様とご一緒したマダウ線ツアー、まずは機関区長へのご挨拶とSL撮影ののち、いよいよ真打ちである名鉄キハ24あらためRBE2504を激写するひとときが巡って来ました♪ 実のところ、既にキハ24につきましては、マダウから戻り機関区にユルユルと入って来るシーンをチラ見しているのですが、その後我々一行が区長室にお邪魔しているあいだに給油と簡単な点検を受けておりましたので、位置と言い光線といい、ベストな状態で対面するのはSL撮影後、という感じでありました。



 この素晴らしき光景に、私自身もコーフンしたことは申すまでもありません。しかしそれ以上に、ツアー主催者でおられる斎藤さんの感激ぶりは甚だしいもので、さっそくドア閉め熱烈リクエストをされていました。なるほど……ここらへんのこだわりが流石だと納得です! 私などは、ドアが開いていれば「それが当地でのデフォルト状態」と思い、そのまま撮ってしまいますので……(^^;)。
 それにしても、キハ20は登場してから早いもので30年 (キハ24は27年)、三河線末端区間の廃止によってミャンマーに移ってからも13年……。日本国内における同年代のバスは既にほとんどが引退し (?)、ミャンマー移籍組のバスもヤンゴン市内ではついに絶滅に向かおうとしているところです (号泣)。しかしこのキハ24については、ヤンゴン工場の整備スタッフが決して諦めることなく整備を重ね、今日でも依然としてピカピカな姿でミャンマーの大地を走っているということで、実に幸せそうな表情が伝わって来るかのようです。しかも、この塗装も名鉄時代を何となく想像させるものですし……(*^^*)。
 なお、ピュンタザ機関区での夢風景はこれに限りません。目を移すともっと悩殺な風景が広がっていました……(つづく)。