地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

JR東海の古参気動車、悉くミャンマーへ!

2015-03-28 00:00:00 | 国鉄型車両


 既にここ数日来ネット上では、笠寺から名古屋臨海鉄道・東港駅に運び込まれたJRCキハ40系列及びキハ11の画像が多々見られるようになり、浜松で解体されるのでなければ間違いなくさらに名電築港に送られて海外輸出だろうと予想せずにはいられなかったものですが、昨日ついに大本営発表が!1 JR東海公式HPによりますと、武豊線電化やキハ25の増備によって玉突き廃車となったキハ40系列及びキハ11が、ミャンマー鉄道省からの要請によって今年度中に28両、来年度50両譲渡されるとのこと!! 一昨日はインドネシアの宴に出席し、頭の中がジャカルタ的雰囲気に染まった私でありますが、一気に脳内はヤンゴンに引き戻され「うぉーっ!大量譲渡まつり勃発!」という感じでグルグルしているところです (爆)。



 この大量譲渡の結果、果たして何処にどれだけの車両が配属されるかが次の焦点となりますが、撮りやすさから申しますと、キハ40系列についてはヤンゴン環状線に配属となって欲しいものだと思います。その結果、環状線の非冷房ボロ客車が大量に置き換えられるというとてつもない革命的変化も予想されるわけで……(滝汗)。しかし、環状線に配属されるとラッピングとなる可能性が高いことから、JRC色が南国の地で少しでも長く見られることを期待するならば、地方主要都市に配属され中距離列車に用いられるのが望ましいのかも知れません。キハ52の酷使がたたって離脱車が増え、所定2両が単行となって地獄の激込みとなる場合もあるようですので……。一方キハ11につきましては、車体のサイズからして他の三セク軽快DCと同じような小運転系の使われ方となるのでしょうか。
 とまぁこんな感じでJRCキハ40系列の今後を予想していたところ、いつも参考にさせて頂いておりますRBE迷様の『ミャンマーの鉄道ニュース受け売り』によりますと、現地紙報道では「日本からのプレゼント (=譲受車)」とは別に、完全新造冷房車DCを円借款で (?) ヤンゴン環状線に大量配置し、既存の非冷房ボロ客車を全て今年中に淘汰するという衝撃的な情報が……(@o@)。となると、キハ40系列は地方幹線級への配置となるでしょうし (ヤンゴンにも少々配置して、ヤンゴン~バゴー間のシャトル輸送とかやって頂きたいのですが……)、現在環状線で活躍するキハ181が他路線へ転出となる可能性も十分有り得ます (運賃に比して余りにも豪華過ぎますので……^^;)。
 うう~、もうわけが分からん♪
 何はともあれ、JRC所属キハ40系列の今後の動向 (国内・ミャンマーともども) についてはますます眼が離せなくなるでしょうし、先日訪れて激変を感じたヤンゴンの鉄道シーンも、来年の今頃には又してもガラッと変わっている可能性が高い……と思うにつけ、早くも「浦島状態予約済み」という気分です (笑)。

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