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ミステリ感想-『ハーメルンに哭く笛』藤木稟

1998年05月20日 | ミステリ感想
~あらすじ~
昭和十年、九月。上野下町界隈から、児童三十名が忽然と姿を消した。
翌々日、墓地で草刈りの最中、僧侶は視界に奇妙な影をとらえる。
こんなところにお地蔵様が? 不審に思い近寄ると、それはびっしりと蝿にたかられた子供の死体だった。


~感想~
題材が同時期に発表された二階堂黎人作品とかぶってしまい、すこし話題になった。
前作の流れを組んだ雰囲気あるミステリ。ただトリックが、ミステリマニアにはなじみ深いアレなので……。


評価:★☆ 3
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