小金沢ライブラリー

ミステリ感想以外はサイトへ移行しました

ミステリ感想-『そして二人だけになった』森博嗣

1999年07月13日 | ミステリ感想
~あらすじ~
全長4000メートルの海峡大橋を支えるコンクリートの巨大な塊『アンカレイジ』。
内部に造られた窓ひとつない空間に集まった科学者・建築家・医師の6名。
プログラムの異常により完全な密室となったこの建物の中で、次々と起こる殺人。
最後に残ったのは、盲目の若き天才科学者とアシスタントの二人だった。
犯人は、私? 僕? それとも……?

本ミス10位


~感想~
シリーズを離れても一流のミステリ書きであることを証明した傑作。
全編に張りめぐらされた伏線。現実と幻想の融合。現・幻2つの解決。お見事!


99.7.13
評価:★★★★☆ 9
コメント