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ミステリ感想-『六枚のとんかつ』蘇部健一

1999年11月15日 | ミステリ感想
~収録作品~
音の気がかり
パンは知っていた
桂男爵の舞踏会
黄金
チチカエル
エースの誇り
見えない証拠
しおかぜ17号四十九分の壁
解けないパズル
丸ノ内線七十秒の壁
欠けているもの
張り込み
消えた黒いドレスの女
六枚のとんかつ
「ジョン・ディクスン・カーを読んだ男」を読んだ男
最後のエピローグ

第3回メフィスト賞


~感想~
本書はマジメに論評してはいけません。これは世に言う「バカミステリ」です。
「バカだなあ」「くっだらねえなあ」と笑い飛ばすのが正しい読みかた。「こんなのミステリじゃねえ!」と怒ったら作者の思うつぼ(?)。バカで下品でしょうもない作品の数々を、気楽に読み飛ばすのが吉。
マジメに読まなければ、面白いものも、ちらほらあるはず。


99.11.15
評価:★★☆ 5
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