~あらすじ~
「梵貝荘」は法螺貝を意味するいびつな館。
主は『魔王』と呼ばれる異端の仏文学者。
一家の死が刻印された不穏な舞台で、深夜に招待客の弁護士が刺殺され、
現場となった階段には一万円札がばらまかれていた。
不可解な事件に挑むのはあの名探偵。真相はいかに?
文庫版には『樒/榁』を併録。
本格ミステリ大賞候補、このミス15位、本ミス4位
~感想~
正直「この人一発屋なんじゃあ?」と思いつつあったところに降ってわいた、逆転の傑作。緻密でいながら豪快、作中作もなかなかのキレ。筆致も軽快で流れるよう。俊英の復活(?)に一安心。
(ネタバレ。『ハサミ男』も読了後にお読みください→)しっかし、このトリックはちょっと卑怯ではないだろうかw まるで『ハサミ男』という作品自体をミス・ディレクションにしたよう。まさか二度も同じトリックを使ってくるとは思わないw
02.7.10
評価:★★★★ 8
「梵貝荘」は法螺貝を意味するいびつな館。
主は『魔王』と呼ばれる異端の仏文学者。
一家の死が刻印された不穏な舞台で、深夜に招待客の弁護士が刺殺され、
現場となった階段には一万円札がばらまかれていた。
不可解な事件に挑むのはあの名探偵。真相はいかに?
文庫版には『樒/榁』を併録。
本格ミステリ大賞候補、このミス15位、本ミス4位
~感想~
正直「この人一発屋なんじゃあ?」と思いつつあったところに降ってわいた、逆転の傑作。緻密でいながら豪快、作中作もなかなかのキレ。筆致も軽快で流れるよう。俊英の復活(?)に一安心。
(ネタバレ。『ハサミ男』も読了後にお読みください→)しっかし、このトリックはちょっと卑怯ではないだろうかw まるで『ハサミ男』という作品自体をミス・ディレクションにしたよう。まさか二度も同じトリックを使ってくるとは思わないw
02.7.10
評価:★★★★ 8