~あらすじ~
2214年、巨大なエネルギー体が地球に接近しつつあった。
一方、タクシー運転手のコーベンはひょんなことから赤い髪の少女を救う。
コーベンは彼女リールーを神父の元へ届けるが、そこでリールーこそ地球存亡のカギを握ると知らされる。
~感想~
初見。観る前にはSFの傑作らしいと思っていたが、ただのB級三文映画だった。
リュック・ベッソン監督が16歳の時に構想したもの、と言われれば実に納得の雑なストーリーと、日本人には厳しいアメリカンな笑いの数々に終始引きっぱなし。
正直なところ、見どころはミラ・ジョヴォヴィッチの脱ぎっぷりの良さくらい。
制作費が足りず、金稼ぎのために2日で脚本を書いた『レオン』が大ヒットしたとか、いったんはオーディションに落選したジョヴォヴィッチ姐さんが監督に直談判するや突如ヒロインに抜擢されたとか、公開直後にジョヴォヴィッチ姐さんがなぜか監督と結婚したとか、映画自体よりも背景のほうがよっぽど面白い、脱力必至のダメ映画でした。
評価:問題外