~あらすじ~
長く続いたゾンビとの戦争で危機に陥った人類は、ゾムコン社が開発した特殊な首輪に救われた。それをはめたゾンビはおとなしく従順になり、現在では家事もできるペットとして一般家庭で飼われていた。友達のいない少年ティミーの家でも、母ヘレンが世間体を気にしてゾンビを飼うことに。
やがて、ティミーはゾンビをファイドと名づけ、心を通わせていくのだが……。
~感想~
あらすじを見てもらえばわかるとおり、考えたヤツは完全に頭おかしい映画なのだが、そのイカれたアイデア一つで、話の展開的にはいたって正しいゾンビ映画を、絵面は普通にグロいシーンなのに笑わせたり、心温まらせてしまうのだからすごい。
ハートウォーミングでコメディチックなゾンビ映画という前代未聞の作品を生み出してしまうとは、ゾンビ映画というジャンルには想像を超える可能性が秘められているのだなあ。
評価:★★☆ 5