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映画感想―『アルティメット』

2009年12月13日 | 映画感想

~あらすじ~
2010年のパリ。無法地帯と化していた郊外の"バンリュー13"地区。この地区で育ったレイトは街からドラッグを一掃しようとギャングのボス、タハにたった一人で立ち向かうが…。


~感想~
ビルからビルへと身軽に飛び移り、人間離れした軽業で華麗なアクションを披露する――要するにリュック・ベッソン版『ヤマカシ』、あるいはフランス版『マッハ!!!!!』である。
しかしそのどちらと比較しても、アクション描写よりも映画としての整合性のほうを求めてしまったせいか、目の覚めるようなアクションが少なく(さすがに要所要所にここぞとばかりに取り入れたシーンには目をみはるが)後半に進むにつれ、いたってフツーのアクション映画になってしまい物足りない。お前らストーリー展開を説明しなくていいから走れ、飛べ、と。
こちらとしては映画としてどうのこうのよりも、単に超人アクションが目当てだったんですけども……。


評価:★★☆ 5
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