タイ・デリンジャー ×-◯ ボビー・ルード
(インペイラーDDT)
カナダで初のNXT TAKEOVER開催。トロントの観客といえば流れを無視して勝手に騒ぎまくったり、ただ煽るだけのチャントを送ったりとたちが悪いことで有名だが、果たしてどうなるか。
大合唱団に迎えられ登場したルードはいつもに増してグロリアス。これ大規模な#GLORIOUSBOMBじゃないかww
デリンジャーも歓声の大きさではひけを取らず、入場対決では互角の様相。
序盤から劣勢のルードは両手を広げてタイムを要求するが「それは10か?」とデリンジャーに逆手に取られる。
両者ともにカナダ人で凱旋帰国ということもあり、非常に良く手も合い盛り上がり続け、第1試合から早くも普段は使わないカナダ特産シャープシューターも飛び出し、最後はカウンターの応酬からルードが必殺技を決め、激戦を制した。
ローデス杯決勝
TM61(シェイン・ソーン&ニック・ミラー) ×-◯ オーサーズ・オブ・ペイン(エイカム&レーザー)
(ボール&ギャグ)
再三にわたり試合に介入していたペインのセコンドのポール・エラリングが、天井から吊られた檻の中に閉じ込められるという衝撃の幕開けww
TM61側コーナーに足場が組まれ、そこの頂上にエラリングを解放するスイッチでもあるのかと思ったがそんなことはなかった。
ソーンは足場からのサマーソルトプランチャや、エプロンでレーザーに足を引っ掛けられ脳天からエプロンに突き刺さるなどの危険技を連発。
終盤、エラリングが隠し持っていたチェーンをレーザーに渡すが、レーザーは空振りしてチェーンを客席に投げ入れてしまうハプニングが発生。ソーンをエプロンに突き刺したのと合わせ試合後には大層怒られただろう。
なお試合はチェーン空振り後も何事もなく、普通にペインがツープラトンを浴びせ、ソーンをエイカムがフォールするという不自然な決着であった。
またコーディもエデンも退団したため表彰式にはダスティン(ゴールダスト)しか現れず、これもさみしい幕引きとなった。
NXTタッグ王座2アウト・オブ・3フォール戦
#DIY(ジョニー・ガルガノ&トマソ・チャンパ) ×-◯ ザ・リバイバル(スコット・ドーソン&ダッシュ・ワイルダー)
(シャッターマシーン)
リバイバルがまずはチャンパを捕らえ得意の集中攻撃。交代したガルガノは一人でリバイバルを翻弄するが、チャンパの回復が間に合わず孤軍奮闘を強いられた影響もあったか、ロープ中段をすり抜けてのスピアーを完全に察知され必殺ツープラトンを被弾し、ワイルダーにフォールを献上した。
#DIY ◯-× ザ・リバイバル
(ガルガノのスーパーキック+チャンパのニー)
2本目が始まるがガルガノのダメージは深くなかなか立ち上がれない。
集中砲火を浴び、ようやく交代にこぎ着けてもワイルダーがリング下で暗躍し、レフェリーにタッチを確認させず。
ガルガノは雪崩式バックドロップを崩して脱出に成功すると、チャンパがドーソンにフェイマサー、トリプル・ジャーマンと普段は見せない大技を連発。しかし強烈なニーパットでもフォールを奪えず、倒れたガルガノを呼び寄せ、ツープラトンを要求。
いったんは阻止されたものの、ニーを浴びたワイルダーがフラフラになってレフェリーにもたれかかっている隙に必殺技を浴びせ、チャンパがドーソンをフォールし、勝敗を五分に持っていった。
#DIY ◯-× ザ・リバイバル
(ガルガノ・エスケープ)王座奪取
3本目。DIYの連携が冴え、ハングマン式パーフェクトショットやスワンダイブ式DDTを浴びせるがドーソンはフォールを拒否。
逆にワイルダーのアッパーカットからドーソンのジャーマンにつなげるツープラトンを返すがチャンパのカットが間に合う。客席の盛り上がりは最高潮を迎える中、ワイルダーがベルトをドーソンに渡し、ガルガノのキックをそれで阻止。
あんまり阻止し切れておらずベルトが額に当たりドーソンは流血するが、構わず負傷した脚に裏四の字固めを極める。
だがガルガノはロープブレイクに逃げ、リバイバルは掟破りのDIYのツープラトンを狙うが、ワイルダーのスーパーキックがドーソンに誤爆してしまう。
すかさずDIYは掟破りのシャッターマシーンをワイルダーに喰らわせるが、これもドーソンのカットが間に合い決着せず。
前列の観客のほとんどが立ち上がり、大歓声の中で丸め込みの応酬から初披露の(?)ガルガノ・エスケープでワイルダーを固め、チャンパが前転アームバーでドーソンを捕獲。
ついにリバイバルは同時にタップし、DIYが念願のタッグ王座を奪い取った。
NXT女子王座戦
アスカ ◯-× ミッキー・ジェームス
(アスカロック)王座防衛
殿堂候補にも上がったことのあるミッキーは、5年半ぶりの登場とありさすがに顔は老けたが貫禄十分。
前列の客に能面が配られ、異様な雰囲気で迎えられたアスカにもミッキーに負けず劣らずの声援が送られるが、ミッキーのハリケーンラナの掛け方、痛がり方、伸び上がるようなキックと一挙手一投足がファンには懐かしい。
アスカは駆け引きからの小ずるいヒップアタックで落とした場外で、ミッキーをジャーマンで投棄し俄然優勢に。
だがミッキーはミドルキックを捉えシングルレッグ・ボストンクラブから鎌固めに移行し、さらにトップロープからのルー・テーズ・プレス、後ろ回し蹴りと畳み掛けるが、ロープに近すぎ逃げられる。
必殺のジャンピングDDTを狙うが、アスカはそれを切り返すとアスカロックの体勢へ。ミッキーは必死に引き剥がそうとするが外し切れず、不完全ながら喉元に腕が食い込むとたまらずタップした。
試合後、ミッキーは紳士的に握手を求めたが、アスカはベルトを見せつけるように掲げると、握手をせずに去っていった。
NXT王座戦
中邑真輔 ×-◯ サモア・ジョー
(マッスルバスター)王座奪還
前大会よりエスカレートし10人のバイオリニストを従え中邑が見参。
延々と続いた入場にジョーはうんざりした表情で、試合前から心理戦で優位に立った中邑がまずは先制。
しかしコーナーの攻防から決めた延髄斬りをきっかけにジョーが主導権を握り、連続で技を浴びせ続ける。
打撃、投げ技、関節技、飛び技と一通り喰らった中邑は、虎尾からようやく蹴り技で反撃に乗り出すが、フロントネットロックを力ではねのけられ、再び劣勢に。
フライング式キンシャサを深々と突き刺すが、ダメージが大きくカバーに行けず、正調キンシャサも膝のダメージからジョーの足を抱えられず返されてしまう。
コキーナクラッチは観客の合唱する入場曲に励まされこらえたものの、ジョーのジャーマン→ドラゴン→タイガーとつなげる日本リスペクトのスープレックス3連発を被弾。
後頭部への3発目のキンシャサはロープ際で放たれたためジョーは場外へ退避し、乱闘のどさくさにジョーは中邑に急所攻撃を浴びせ、鉄階段直下のスパインバスターで追い打ちし、リングに上げてマッスルバスターでとどめを刺してしまった。
大会全体で見ればタッグ王座戦が最も盛り上がったのは間違いないが、その後の二試合も支持を受け続け、相変わらずNXTの大会はハズレ知らず。
またトロント名物の観客のモラルのないチャントも、字幕が無いおかげで、あったかどうかもわからず個人的には良かった。
(インペイラーDDT)
カナダで初のNXT TAKEOVER開催。トロントの観客といえば流れを無視して勝手に騒ぎまくったり、ただ煽るだけのチャントを送ったりとたちが悪いことで有名だが、果たしてどうなるか。
大合唱団に迎えられ登場したルードはいつもに増してグロリアス。これ大規模な#GLORIOUSBOMBじゃないかww
デリンジャーも歓声の大きさではひけを取らず、入場対決では互角の様相。
序盤から劣勢のルードは両手を広げてタイムを要求するが「それは10か?」とデリンジャーに逆手に取られる。
両者ともにカナダ人で凱旋帰国ということもあり、非常に良く手も合い盛り上がり続け、第1試合から早くも普段は使わないカナダ特産シャープシューターも飛び出し、最後はカウンターの応酬からルードが必殺技を決め、激戦を制した。
ローデス杯決勝
TM61(シェイン・ソーン&ニック・ミラー) ×-◯ オーサーズ・オブ・ペイン(エイカム&レーザー)
(ボール&ギャグ)
再三にわたり試合に介入していたペインのセコンドのポール・エラリングが、天井から吊られた檻の中に閉じ込められるという衝撃の幕開けww
TM61側コーナーに足場が組まれ、そこの頂上にエラリングを解放するスイッチでもあるのかと思ったがそんなことはなかった。
ソーンは足場からのサマーソルトプランチャや、エプロンでレーザーに足を引っ掛けられ脳天からエプロンに突き刺さるなどの危険技を連発。
終盤、エラリングが隠し持っていたチェーンをレーザーに渡すが、レーザーは空振りしてチェーンを客席に投げ入れてしまうハプニングが発生。ソーンをエプロンに突き刺したのと合わせ試合後には大層怒られただろう。
なお試合はチェーン空振り後も何事もなく、普通にペインがツープラトンを浴びせ、ソーンをエイカムがフォールするという不自然な決着であった。
またコーディもエデンも退団したため表彰式にはダスティン(ゴールダスト)しか現れず、これもさみしい幕引きとなった。
NXTタッグ王座2アウト・オブ・3フォール戦
#DIY(ジョニー・ガルガノ&トマソ・チャンパ) ×-◯ ザ・リバイバル(スコット・ドーソン&ダッシュ・ワイルダー)
(シャッターマシーン)
リバイバルがまずはチャンパを捕らえ得意の集中攻撃。交代したガルガノは一人でリバイバルを翻弄するが、チャンパの回復が間に合わず孤軍奮闘を強いられた影響もあったか、ロープ中段をすり抜けてのスピアーを完全に察知され必殺ツープラトンを被弾し、ワイルダーにフォールを献上した。
#DIY ◯-× ザ・リバイバル
(ガルガノのスーパーキック+チャンパのニー)
2本目が始まるがガルガノのダメージは深くなかなか立ち上がれない。
集中砲火を浴び、ようやく交代にこぎ着けてもワイルダーがリング下で暗躍し、レフェリーにタッチを確認させず。
ガルガノは雪崩式バックドロップを崩して脱出に成功すると、チャンパがドーソンにフェイマサー、トリプル・ジャーマンと普段は見せない大技を連発。しかし強烈なニーパットでもフォールを奪えず、倒れたガルガノを呼び寄せ、ツープラトンを要求。
いったんは阻止されたものの、ニーを浴びたワイルダーがフラフラになってレフェリーにもたれかかっている隙に必殺技を浴びせ、チャンパがドーソンをフォールし、勝敗を五分に持っていった。
#DIY ◯-× ザ・リバイバル
(ガルガノ・エスケープ)王座奪取
3本目。DIYの連携が冴え、ハングマン式パーフェクトショットやスワンダイブ式DDTを浴びせるがドーソンはフォールを拒否。
逆にワイルダーのアッパーカットからドーソンのジャーマンにつなげるツープラトンを返すがチャンパのカットが間に合う。客席の盛り上がりは最高潮を迎える中、ワイルダーがベルトをドーソンに渡し、ガルガノのキックをそれで阻止。
あんまり阻止し切れておらずベルトが額に当たりドーソンは流血するが、構わず負傷した脚に裏四の字固めを極める。
だがガルガノはロープブレイクに逃げ、リバイバルは掟破りのDIYのツープラトンを狙うが、ワイルダーのスーパーキックがドーソンに誤爆してしまう。
すかさずDIYは掟破りのシャッターマシーンをワイルダーに喰らわせるが、これもドーソンのカットが間に合い決着せず。
前列の観客のほとんどが立ち上がり、大歓声の中で丸め込みの応酬から初披露の(?)ガルガノ・エスケープでワイルダーを固め、チャンパが前転アームバーでドーソンを捕獲。
ついにリバイバルは同時にタップし、DIYが念願のタッグ王座を奪い取った。
NXT女子王座戦
アスカ ◯-× ミッキー・ジェームス
(アスカロック)王座防衛
殿堂候補にも上がったことのあるミッキーは、5年半ぶりの登場とありさすがに顔は老けたが貫禄十分。
前列の客に能面が配られ、異様な雰囲気で迎えられたアスカにもミッキーに負けず劣らずの声援が送られるが、ミッキーのハリケーンラナの掛け方、痛がり方、伸び上がるようなキックと一挙手一投足がファンには懐かしい。
アスカは駆け引きからの小ずるいヒップアタックで落とした場外で、ミッキーをジャーマンで投棄し俄然優勢に。
だがミッキーはミドルキックを捉えシングルレッグ・ボストンクラブから鎌固めに移行し、さらにトップロープからのルー・テーズ・プレス、後ろ回し蹴りと畳み掛けるが、ロープに近すぎ逃げられる。
必殺のジャンピングDDTを狙うが、アスカはそれを切り返すとアスカロックの体勢へ。ミッキーは必死に引き剥がそうとするが外し切れず、不完全ながら喉元に腕が食い込むとたまらずタップした。
試合後、ミッキーは紳士的に握手を求めたが、アスカはベルトを見せつけるように掲げると、握手をせずに去っていった。
NXT王座戦
中邑真輔 ×-◯ サモア・ジョー
(マッスルバスター)王座奪還
前大会よりエスカレートし10人のバイオリニストを従え中邑が見参。
延々と続いた入場にジョーはうんざりした表情で、試合前から心理戦で優位に立った中邑がまずは先制。
しかしコーナーの攻防から決めた延髄斬りをきっかけにジョーが主導権を握り、連続で技を浴びせ続ける。
打撃、投げ技、関節技、飛び技と一通り喰らった中邑は、虎尾からようやく蹴り技で反撃に乗り出すが、フロントネットロックを力ではねのけられ、再び劣勢に。
フライング式キンシャサを深々と突き刺すが、ダメージが大きくカバーに行けず、正調キンシャサも膝のダメージからジョーの足を抱えられず返されてしまう。
コキーナクラッチは観客の合唱する入場曲に励まされこらえたものの、ジョーのジャーマン→ドラゴン→タイガーとつなげる日本リスペクトのスープレックス3連発を被弾。
後頭部への3発目のキンシャサはロープ際で放たれたためジョーは場外へ退避し、乱闘のどさくさにジョーは中邑に急所攻撃を浴びせ、鉄階段直下のスパインバスターで追い打ちし、リングに上げてマッスルバスターでとどめを刺してしまった。
大会全体で見ればタッグ王座戦が最も盛り上がったのは間違いないが、その後の二試合も支持を受け続け、相変わらずNXTの大会はハズレ知らず。
またトロント名物の観客のモラルのないチャントも、字幕が無いおかげで、あったかどうかもわからず個人的には良かった。