小金沢ライブラリー

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SCP-1641~1650

2018年11月09日 | SCP紹介
SCP-1641 - Mechanitis pyrotechnica (ヒノコトラフトンボマダラ)
トラフトンボマダラ属に似た蝶。身体のほとんどが金属で出来ており、繁殖後にテルミット反応で爆発炎上し、スラグ(鉄の燃えカス)から幼虫が生まれる

SCP-1642 - Dr. Wondertaniment's Insta-teen Tablets™ (ワンダーテインメント博士の瞬間ティーンタブレット™)
ワンダーテインメント博士製のタブレット(錠剤)。摂取した人物を12時間、18~19歳の状態に変身させる。2錠以上の摂取は脳への深刻な損傷を与える。また胎児も変身させるため妊娠中の女性の摂取は非常に危険

SCP-1643 - The City and the Tower (町と塔)
イラク北部の廃墟と塔。800m以内に近づくと、範囲内にいる他の人物が使用する言語を使えなくなる。それにより使える言語が無くなると、誰にも使用されていない知らないはずの言語を流暢に喋れるようになる。その後、範囲外に出ると現在使用している言語を第一言語としている国に転移され、またその言語以外を使えなくなる

SCP-1644 - The Obelisk (オベリスク)
エジプトの遺跡に建つオベリスク。高さは47.16mあり、極めて強い嫌悪感を催し47.16m以内には近付けない。碑文に刻まれた古代の王が儀式に失敗し神々の怒りを買い、王の名が明かされないよう呪いを掛けられたと考えられ、財団は王の名を記録から隠匿することで収容している

SCP-1645 - The Viper and the Virus (マムシウイルス)
多頭症のマムシ。体液を介してあらゆる動物を多頭症に感染させる。一部のギリシャ系と日系人には免疫がある

SCP-1646 - Vendetta (復讐)
満身創痍のアルビノの男性と白人女性の死体。マウント・レーニア国立公園に不定期に現れ、男性が死体を焚火に投げ入れ、周囲に石でマークを描き、いずこかへと消える

SCP-1647 - Log of Extra-Scholastic Events (学習外活動の記録)
アメリカ南部の高校教師に起こる異常現象。突如として無意味ででたらめな行動を取り、しばしば自身や他の学校関係者に重傷を負わせる。ただし生徒には絶対に危害を加えない。異常行動を誘発していると思われる装置と、生徒による教師への復讐を示唆するメモが見つかった

SCP-1648 - The Hunch and The Huzzard (ザ・ハンチとザ・ハザード)
小柄なザ・ハンチと大柄なザ・ハザードという名の人型生物2人組。意識を共有しているように交互に発言し、引き離そうとすると身体を結合させる。渡された物を材料にして、超高速で投げ渡し合い、高度だが奇妙な性質を持つ機械を造り上げる

SCP-1649 - Heck and Becker's Timely Hour (ヘックとベッカーのタイムリー・アワー)
1973年に放送された「ヘックとベッカーのタイムリー・アワー」というタイトルのラジオ番組。放送で言及されたチャップリンやリンカーンといった歴史的人物を、ある別の人物だと信じ込ませる。しかし生放送で聞かないと効果は現れず、感染力もリスナーの17%程と低い。財団の尽力により3週間で打ち切りとなった

SCP-1650 - Macabee Oil (マカバイの油)
紀元前に造られたと思われる壺。30秒間傾けると角度に応じて様々な油を生成する
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