小金沢ライブラリー

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SCP-1981~1990

2019年10月22日 | SCP紹介
SCP-1981 - "RONALD REAGAN CUT UP WHILE TALKING" ("演説中に解剖されるロナルド・レーガン")
ロナルド・レーガン大統領の演説が記録されたビデオテープ。演説は支離滅裂で再生する度に内容が変わり、レーガンはまるで解剖されているように身体を傷付けられる。稀に顔を隠した黒ずくめの人物が現れる

SCP-1982 - First Southern Fifthist (第一南第五教会)
ジョージア州ブレアズヴィルのかつて「ジョージア第一南部第五教会」だった建造物。州内の居住者か、富裕な人物が8月23日に近付くと、中から「セレブレーション'ビッグチーズ’ホレス」なる人物が現れ招き入れる。内部に入った者は消失する

SCP-1983 - Doorway to Nowhere (先の無い扉)
ワイオミング州の廃屋。内部は異空間に通じ、黒い人型生物が現れ、近付いた人物の心臓を引き抜き殺害する。人型生物は祈りを込めた銀の弾丸でしか殺せない。調査のため派遣されたエージェントとDクラス職員の活躍により無力化した

SCP-1984 - Dead Hand (死者の手)
ロシア軍人の遺体。周囲の放送信号を受信し、それがロシアとその衛星国への危機を報せるものであると、幽霊のような実体が現れ近くの核ミサイルを配備した施設に向かい、敵国を攻撃する。国家が核攻撃を受けた際に、自動的に核で反撃する「死者の手システム」として知られる物の正体である

SCP-1985 - Recovered K-Class Scenario Research Device (回収したK-クラスシナリオ研究装置)
ジャクリンという名のアメリカ人女性。体内にテレポーテーション装置が組み込まれており、死亡すると平行世界へ転移する。平行世界で彼女は不死身に近い身体で蘇り、再び死亡するか、重傷を負うか、6ヶ月経過すると元の世界に戻る。平行世界では95%の確率でK-クラスシナリオ(世界終焉がほぼ確定した状態)が進行しており、元の世界と持ち込んだ通信機器で交信出来るため、情報収集するべく派遣されている。しかしある時、彼女は転移せず蘇った。つまりこの世界で既にK-クラスシナリオが進行している可能性が高い

SCP-1986 - Imaginary Library (架空図書館)
無限の広さを持つと推測されるトンネル。異次元に存在すると思われ、入口からしか進入出来ない。内部には無数の本が収められ、既存の物に良く似た架空の本から、全く未知の作品まで様々

SCP-1987 - The Valthing (ヴァルシング)
ノルウェーのある農村の墓地に葬られた数百体の遺体に起こる現象。西暦400~700年頃に葬られた人々で、日没後に蘇り遊興にふけったり儀式を行い、周辺の村々の生きた人々と交易する為、広く認知されている。月に1度、満月の晩に「ヴァルシング」という会議を催し、法を破った者を処罰する。処刑された者は蘇らない

SCP-1988 - Respiration (家屋の息吹)
1971年以前に建てられた建造物がかかる感染症。居住者が移動することによって他の建造物へ感染する。症状は家屋内の冷えや窓の収縮等から始まり、やがて配線や配管が哺乳類の肺や気管支といった生物器官に変化する。器官の構造は住んでいる哺乳類と一致し、居住者が(アルツハイマー等で)家の異常を思い出せないと症状が消えたり、感染範囲は一部の地域に限定されたりと謎が多い

SCP-1989 - The LaserDisc Player (LDプレイヤー)
パイオニア製のLDプレイヤー。LDは片面60分ずつ記録される為、映画等の続きを観ようとディスクを裏返すと、以降の作品内の重力が逆転する。物語はそのまま進行するが、逆転により死亡した役者は登場せず、内容も変化する

SCP-1990 - Mediocre Wish Granter (中途半端な願望機)
ぬいぐるみの虎。願い事を考えながら抱えて約8時間眠ると、中途半端に願いが叶えられる。叶えられないこともある

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