~あらすじ~
ミステリ界の大御所が、秩父の山荘で十年ぶりの新作執筆に取りかかる。
タイトルは『螺旋館の殺人』。ある日、作家志望の若い女性が自らの作品を手に訪ねて来る。
その後の原稿紛失、盗作疑惑……奇妙な事件の果てに待つものは。
※文春文庫版では「螺旋館の奇想」に改題
~感想~
綾辻行人に挑戦――したわけではあるまいが、折原流の見事な「館」もの。
「館」を題材に叙述トリックの二大巨頭が競演したと考えれば、見逃す手はない。
氏の作品としては敷居の低い、入門編にうってつけの一作。
評価:★★★☆ 7
ミステリ界の大御所が、秩父の山荘で十年ぶりの新作執筆に取りかかる。
タイトルは『螺旋館の殺人』。ある日、作家志望の若い女性が自らの作品を手に訪ねて来る。
その後の原稿紛失、盗作疑惑……奇妙な事件の果てに待つものは。
※文春文庫版では「螺旋館の奇想」に改題
~感想~
綾辻行人に挑戦――したわけではあるまいが、折原流の見事な「館」もの。
「館」を題材に叙述トリックの二大巨頭が競演したと考えれば、見逃す手はない。
氏の作品としては敷居の低い、入門編にうってつけの一作。
評価:★★★☆ 7