東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

白鵬にはドーピングテストが必要だ

2016-03-20 21:47:36 | 大相撲
今日の結びの一番で白鵬がまただめ押しをした。飛ばされた相手のヨシカゼは土俵下の審判長にぶつかり、審判長(井筒親方)が病院に搬送されたそうである。とうとう怖れていた事態が起きた。その内に観客に被害が出る。

あの興奮状態は薬物の影響下にある可能性が高い。といっても清原のような町の売人から買うようなものではないだろう。おそらくソ連圏でのドーピング専門医がモンゴルに流れ込んでいるのだろう。

興奮がコントロール出来なくなっている。白鵬のすごい所(理解しがたいところ)は反射神経というか運動神経が非常に早くて、まるで敏捷な獣類を見ているような気がする。人間離れしている。不利な体勢から一瞬にして体制を立て直して反撃する試合を度々見る。解説者は感心しきりのコメントをするが薬物の効果ではないか(覚醒剤系統)。

思い出すのは朝青龍だが、同じような興奮状態で不必要なだめ押しがめだった。彼についてはその他にも神経症だとか副作用らしき状態も報道されたこともあった。

天皇賞杯、優勝額の名誉を保つためにもドーピングテストは絶対に必要だ。それでクリアになればそれでいい。すこしでも不自然なところがあればテストすべきだ。

そしてこれは清原の様に麻薬捜査官が担当しても効果のあるケースではない。相手はおそらく国家的な専門家だろうから、唯一の方法はWADAのようなスポーツドーピング検査の専門機関による調査しかない。

三系統あるスポーツ・ドラッグ

2016-03-14 09:34:14 | 大相撲
大相撲が始まった。琴奨菊のバンデッジは眼に余る。このごろ、荷役作業でより大きな負荷に耐えられる様にロボット工学を利用した器具が開発導入されているが琴奨菊の膝のサポーターは治療目的では全くない。素手で戦うのが相撲の美学だがどうして相撲協会はあれを見逃すのか。

また、舞の海さんが指摘していたが琴奨菊の回しは異常に硬く締めてあり、相手の指は入らないだろうという。舞の海さんはそこまでしか言わないが、これは相撲の重要な多くの手を封じるもので本来許されないことではないか。

もっとも素手で戦うといっても回しは不可欠な伝統である。ボクシングのパンツやレスリングのタイツで相撲をしたら、一場所終わる前に全員腰痛かぎっくり腰になっている。

港の荷揚げ人夫がさらしを腹にまくのも同じ理由からである。人によってはベルトをかたく締めるだけでもぎっくり腰対策になるという。回しは伝統だし、ぎっくり腰対策だからいいだろう。

つぎは白鵬、信じられないような弱さが目立った。まるで薬の切れたようだ。この最近の激変は体力の加齢による衰えでは説明出来ない。体力の衰えは徐々にくるものだ。 35枚の優勝額の権威を守るためにも相撲協会は確認をする必要がある。なにもなければそれでいいのだから。

モンゴルはかって外モンゴルといったのではないか。冷戦が終わるまでは実質ソ連の支配下にあった。いま世界で旧東側陣営選手のドーピングが相次いで摘発されている。その余波は世界的な規模で影響をもたらしているのではないか。

ドラッグには素人の私が理解しているかぎり3系統ある。一つは筋力向上目的のステロイドなど。二つ目は持久力向上を目指すもので今回のテニスのシャラポワ選手の薬、サッカー選手等も使うとしたらこの系統だろう。最後に瞬発力を強めるもので、覚醒剤などがある。瞬発力の向上が有効なのは相撲、野球(特に打者)であろう。これは強力な発汗作用を伴うという。そういえば、立ち会い前の発汗が目立った白鵬だが最近は汗をかかなくなった。

ここ何日かスポーツ・ニュースで卓球やバトミントンで日本選手が中国選手を破る快挙が続いている。これも余波の一つかも知れない。ドーピングの締め付けが強化されているからね。


琴奨菊と白鵬の変身

2016-01-26 09:43:32 | 大相撲
#大相撲の二大不思議

1:琴奨菊の優勝には驚いた
2:白鵬の崩れ方に驚いた

琴奨菊の好調についてはテレビでいくつか原因をあげていたが、そうなんだろう。
もう一つテーピングが飛躍的に改善されたのではないか。専用のトレーナーを雇ったというから、その関係かも知れない。スポーツバンデッジというかテーピングというのは技術らしいね。飛躍的に効果が出る場合があるらしい。

テレビで見ていて今場所はテープの張り方が違う様に思ったが。今までは子供が乱暴に絆創膏をペタペタ貼っていたような印象だった。もっとも、相撲でテーピングは禁止すべきというのが私の意見だが。少なくともテーピング常用者は横綱にすべきではない。

控え室に戻ってからテープを外すならまだしも、勝ち残りで控えに残っている時に指や肘に巻いたテープを早くも剥がす力士がいる。素手で戦う相撲では禁止すべきだ。まるで喧嘩の道具のナックル**(名前失念)をつけているようなものでルール違反だ。すくなくとも相撲美学には反する。

安美錦の両膝の見苦しいサポーター、あれは日常生活でも四六時中しているのかな。それなら相撲パラリンピックのほうに出るべきだろう。

白鵬の終盤の崩れ方も異常だった。かれは前には序盤で取りこぼして終盤調子を上げて行くことが多かったが逆になっている。体力の衰えにしては激しすぎる。戦闘ロボットのどこかでねじが吹っ飛んだか、コンデンサーがいかれたみたいだ。機械としてもう機能していない。

前にも提案したんだが、大相撲でもドーピング検査を導入すべき時期だね。琴奨菊の変身、白鵬の崩れ方はIOCだったら間違いなくドーピング検査の対象になる事案である。白鵬の崩れ方は体力、気力の衰えの他にドーピング中止の影響あるいはそれが効かなくなった可能性を念のために調べるべきだろう。

白鵬については、前にも書いた異常発汗が最近目立たなくなった。この理由も気になる所だ。発汗作用のある食物、漢方薬などを使用していたのではないかと書いたことがある。もっとも、唐辛子を大量に摂取してもドーピングにはならないかもしれない。

突っ張りやぶつかり合いが苦手な白鵬には油を塗ったとおなじ効果のある汗は有効な鎧となる。突っ張りはすべるし、ぶちかましも横にずれてしまう。かれが使う張り手や後の先という手も突っ張りやぶちかましをかわす戦術である。

そもそもモンゴル相撲というのは体に油を塗って組み合ってから試合を始めると聞いた。日馬富士のように突っ張りを習得した力士もいるが、鶴竜や立ち会い変化の時天空はぶちかましが苦手である。だから引いたり変化する。

ドーピング検査を通過してテーピングをしなくなったら琴奨菊を応援したい。


力士の所作

2014-11-25 10:27:04 | 大相撲
堅苦しく考えることも無いが、日常の感覚からいっても、不愉快な動作をする力士が増えて来た。

立ち会いの前に大きく背後にそる力士がいる。小学校の朝礼の後の体操ではない。見苦しい。塩をやたらに鷲掴みして放り投げるのがいる。まったく意味が無い。喜ぶ客も入るらしいからやるんだろうな。

立ち会いのしきりには駆け引きがあるのはしょうがないが、間を取るためか、非常に見苦しい動きをする力士がかなり多い。あんなのは駆け引きとしての面白さは無い。

手を下ろしかけては立ち上がったりする。反動をつけて尻をピコピコ上下するヤツが入る。中には手首をくるくるまわすヤツが入る。ショウホウザンがやり始めたんだろうが、いまではかなりの力士がするようだ。汚らしくてかなわない。

立ち会い前に汗だらけの体を拭かないのがいる。上位では白鵬が有名だが、あれは協会が何回注意しても聞かないらしい。試合前に体中に油を塗るトルコ相撲ならいいが、日本の相撲では駄目だろう。

あれで戦術に相当影響する。突っ張りは滑るからまず効果がなくなる。ぬるぬるの体で相撲をするのが、モンゴル人には慣れているのだろう。ぬるぬる対策のない日本の力士は非常に不利だ。

ぬるぬるではかっての朝青龍も有名だった。このブログでは10年も前から汗の不正を指摘してきた。白鵬の汗をみていると、意図的に試合前に発汗剤を飲んでいるのではないかと疑う。一種のドラッグではないか。調査するべきだ。

&; 二回ほど白鵬のことを書いたあとで、インターネットを調べたが、白鵬の批判が溢れているね。みんなも感じているんだな。はやく逸ノ城をもり立てて人気の新しい核にしようという相撲協会の気持ちもわかるな。彼には愛嬌があるよね。

今場所は入院したりして稽古していなかったというが、体が生っ白くて、小さくなった様にみえた。心配していたが、勝ち越したのはさすがだ。


白鵬、八百長を奨励か

2014-11-24 09:50:35 | 大相撲
昨日の優勝後の会見で白鵬がモンゴル語で挨拶をした。そのなかで、「モンゴル人が力を合わせれば何でも出来る」といったらしい。

一般論で国内の経済発展とかの意味なんだろうが、発言場所からモンゴル人力士同士の八百長、申し合わせのことを言っている様に誤解される(意地悪く言えば理解される)。

発言はよく考えてからするほうがいい。白鵬、カクリュウ(字が出てこない)はじめモンゴル人力士の脅威となっている逸の城が彼らからいじめを受けているような記事も散見する。メッセージは逸ノ城あてなのかな。