東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

安倍首相の生き残る唯一の道

2017-07-11 07:53:06 | 加計問題

ただし医学的見地からの検討は専門ではないので除く。日本を取り巻く安全保障状況は切迫した状態である。この分野では安倍さんの言うことが一番妥当なようだ。来月、下手をすると今月中にも何か起こるかも知れない。この分野では自民党でも安倍さんよりましという人材も目につかない。

そこでだ、いまアタマを変えると混乱する。もうすこしやらせてみるという手もあるかもしれない。もっとも安倍さんの言うことは良さそうだが、実際に問題が起こった時に彼にさばく能力があるのかどうかは分からない。なにしろそう言う状況になったことはないのだから。

 そのためには国民の信頼を回復する努力をしなければならない。以下必須の点をあげると、

 森友問題、当時の担当局長、国会答弁をした局長に責任を取らせる。報道によると今般の人事異動で栄転させたというが、やることが逆だ。更迭、罷免が相当である。前から言っている様に損切りでもっと大きな損失を回避することである。安倍首相にも何らかの不都合がおよぶかも知れないが、偉大な政治家の力量というのは泣いて馬謖を切ることを躊躇わない決断である。それが自分の一部であっても。

 財務省の担当大臣にしかるべき処断を下すことである。官僚だけ処分して大臣を放置することは有り得ない。まして財務大臣はまったく説明責任を果たしていない。安倍さんも随分無神経だ。マスコミもだけどね。

 加計問題、白紙に戻すことである。国政からみれば今治に大学を新設するが如き案件は豆粒ほどの価値もない。まして来年早々の開校が必須であるが如き強迫観念は痴呆的である。8月に決定するという認可は行わず白紙に戻すことだ。

 この二つをやったからといって安倍内閣の支持率が上がるとは保証出来ないが、少なくとも可能性は出てくる。

 

 


山本幸三大臣には歯がないのか

2017-07-11 07:44:02 | 加計問題

昨日の国会閉会中審議のニュースで痴呆早世大臣とか言う山本幸三の答弁を聞いていると何をいっているのか分からない。相手を納得させるにも、相手を論駁するにしても何を言っているのか言語不明瞭では話にならない。委員達が再三委員長の周りに詰め寄っていた。例によって中継で説明がないから何を抗議しているのか分からないが、「何を言っているのか分からないから注意しろ」と抗議していたのかな。

 国会は議論論戦の場だろう。もっとはっきりとものを言え。入れ歯を家に置き忘れて来たのか。もっとも何時聞いてもあんな調子だったような気がする。山本幸三は発声法の基礎訓練を受ける必要がある。普通の人は、まして国会議員になろうという人は教えられなくても発声法には工夫する。

 第一ああいう話し方は非常に不誠実な印象を与える。あれで選挙演説もやっていたとすると、当選させた選挙区の人間は相当に民度が低い。どこの選挙区だったかな。

 なにも役者の様に発声法を習えというのではない。常識の範囲でいい。もっとも日本の役者でも歌舞伎役者はさすがに伝統があるから発声法にも嫌みがないが、いわゆる新劇、現代劇の役者の発声法は喚き、咆哮することだと勘違いしている。これにも困ったものではあるが。なかには音声の収録技術の完備した映画でも必要も無いのに、喚く俳優が多いのもこまりものだ。