東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

名誉三段

2020-06-18 09:15:31 | 小池都知事

 小池百合子がカイロ大学の卒業証書を公開したという。

 講道館には名誉段位という制度がある。講道館の活動を支援した財界人に贈られる。実力八段ではない。囲碁や将棋の世界でも同様に名誉段位というものがある。せいぜい三級くらいの実力しかなくても七段とか八段の免状を与える。授与する時にあまり吹聴したり、試合をしないでくださいね、と言われるそうである。

 小池百合子の場合は名誉卒業証書ではないか。その点も含めて今売れている百合子本の作者は取材すべきであった。たかが外国の女子留学生に大学がそのような証書を与えることは考えられないが、フィクサーとか政治ゴロといわれている小池百合子の父親をとおしての圧力があったのではないか。この本は読んでいないが、同居者の女性は、百合子がいったんはダメだと思って帰国したのに再度エジプトに来た時には「こういうことになったのよ」と新聞記事だか卒業証書をしめしたという記述があるらしい。

 この辺からの取材もしてほしかった。百合子の場合もあんまり表に出さないように言われていたものが、切羽詰まって公開したのではないか。カイロ大学の引きつったような突然の発表も下手な芝居を見ているような気がする。

 彼女の父親の活動やエジプトとの関係を取材すべきだろう。いまからでも遅くはない。

 インターネットを検索すると、彼女には卒業疑惑だけではなくて、カイロ大学への不正入学の疑惑もある。海外援助のフィクサーであった父親とエジプト政府の諜報関係者との関係からだそうである。こんな人物を都知事にしていいのかな。実力の問題でも大いに疑問だが、外国の諜報機関の子飼いに等しい人物を都知事にしてはいけない。

出典:すべて出版界、マスコミ、インターネットによるものです。