東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

すがすがしい菅首相の発声

2020-12-16 07:06:50 | コロナ

 はじめて菅首相の清々しい発声を聞いた。彼の発声の問題は異様に小さい口と薄い唇によるものと思っていたが、このほどのGOTOの停止の記者会見では極めて歯切れがよく、力強く別人のようであった。やれば出来るんじゃないか。吹っ切れた感じだった。

 それとも、二階老狐のくびきをようやく脱したということだろうか。二階は旅行業界の政界の関連組織のカシラだそうだ。菅首相が医師会などの強い要請をのらりくらりとかわしていて、マスコミでは「首相は頑固」と書いていたが、二階親分の顔色を窺っていたようだ。そういえば、二階の口も小さいね、それも男性には珍しいおちょぼ口である。ああいうのは怖いらしい。

 一連の政府の対応で違和感を与えていたのは、コロナ施策でもっぱら西村大臣がでずっぱりだったことだ。もちろんコロナの経済にあたえる影響を考えなければならないが、本来は厚生労働大臣の所管だろう。ところが厚労大臣が出てくることはほとんどなかった。国交省大臣はまれに出てきた。これは具体的施策が絡むから当然だ。

 あとはもっぱら地方のクビ長たちである。これも分かるが、厚労大臣が出てこないのは異様である。彼は利口で内閣での立場が分かっていたのかな。