そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

たそがれ日本たちあがれるか?

2010-04-11 | 政治と金

平均年齢70才になる議員どもが、本当に新たらしい党を作ってしまった。若者が不甲斐ないというのは判らなくもないが、そもそも思想信条が基本的に異なる老体の集まりである。極めつけPhotoは、最後の5人目として参加した、中川義夫氏である。高齢を理由に自民党からの出馬ができなくなった、余命3カ月ほどの議員である。それとも本人はここから出馬するのだろうか?

新自由主義者でもあり積極経済の与謝野氏は、郵政民営化を推進した人物であり、これを理由に自民党を離党した平沼氏とは根本思想が異なる。政党を渡り歩く園田氏は、お友達ということで顔を貸した程度であろう。Photo_2

応援団を自称する石原都知事以上に平沼氏は、皇国史観を標榜する国粋主義者である。こう して彼等のた”そがれ旧党”は、憲法改正と消費税導入を掲げる訳のかからない、奇妙な老人集団になってしまった。

反民主、非自民と与謝野が言うが、自民党とは選挙協力をするようでもある。参議院選挙のために数を急遽集めたたそがれ旧党には、イタチの最後っぺ程度の威力は残っているだろうか。みんなの党が以外と検討しているので、第三局よりもキャスティングボードをとれる存在であればいいと見込んでいるのであろうか。いずれにしても将来の姿の見えない、変なたそがれ政党であることだけは間違いない。

彼等の分派行動で、自民党の浮上することはこれから先全くなくなったと見て良いだろう。政権をなくし、与党経験しかなかった政党にはこうした分裂が相応しい。

コメント (1)
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