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国交省は森友文書の改ざんを官邸に報告していたが、菅も安倍もダンマリを決めていたが、3日後に知らされた財務省の麻生太郎は、当時の理財局が勝手にやった。理由は知らん、トップの佐川が悪い、と言ってのけた。そしてその改ざんを直接加筆したと思われる近畿財務局の職員が長期の出勤拒否状態に陥り、自死した。更には、理財局国有財産業務課・債権管理係長が1月29日に自死してたこも明らかになった。係長は安倍首相や佐川局長の国会答弁を作成する仕事にあたっていたとのことである。自殺の内容を問われ、否定することができない財務省も哀れな存在に堕したと言わざるを得ない。かつての省庁の中の省庁と言われた栄光の姿はここにはない。
すでに自民党はこれを、「佐川事件」と呼ぶようにとの提案もある。事件を責任を佐川まで落とそうとの魂胆である。忠実な部下を汚物扱いしようとするのである。
こんなバカな構図がどこにある。国の最高責任者の集団が、責任を下へ下へと落してゆく。かつての政治家や実業家は強引に決断もするが、責任は自らが負っていたものである。ましてやそれを部下に押し付けることなどなかった。いやそのような人物もいたであろうが、人望がなく人が集まってこなかったものである。『名』を惜しんだのであるが、安倍晋三に集まる輩は全くそれがない。
今日になって毎日新聞が、森友学園建築用地からゴミが出てきたのは嘘である。これまでは国の評価としていたが、業者が理財局に頼まれて仕方なく金額を書いたというのである。そうか、やっぱりなというのが実感で、驚きなどどこにもない。
「親友には獣医学部をプレゼント。教育思想に感動した所には8億円もの値引きで見積もってただ同然で国有地をくれてやる。妻の友人の兄にはよいしょ本をかかせレイプをしても放免させる。自身の所属する政党の長年の歯止めを外して憲法を勝手に解釈改憲して自衛隊の海外派兵の道を開く。妻をかばい続けた人物は昇進・栄転させる。その妻はノーテンキな発言をするし栄誉理事や名誉会長の類を無数に抱き込む。」安倍晋三のやることに言葉がない。
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