統一教会は布教活動が違法であると最高裁で決定されている。宗教団体の認定取り消しを政治はしなければならないが、それをまんまとすり抜けたのは、下村博文たちの強力な支持者たち、あるいはそれらの集団の支持団体として自由民主党の存在が大きい。
その自民党が所属国会議員に対して、アンケート調査を行った。自己申告の聞き取り調査のペラペラのA4たった一枚といういい加減極まりないものである。茂木敏充幹事長は野党のアンケートという言葉を何度も打ち消しているが、報道は何処もアンケート調査と言っている。2日に茂木が会見をし、統一教会と関係があった所属議員の実名を発表されることになっていたが未だに公開されていない。
曖昧な回答が多いと言われているが、正直者が馬鹿を見るアンケートでは実態が解明されるわけでもない。
そもそもこの騒ぎの発端となる安倍晋三の、統一教会との関係は全く調査の対象になっていない。死亡していることを理由にしているが、統一教会と最も関係が深く長い人物の調査をスルーする。
それと何度も総会などに出席し祝辞を述べ文鮮明を褒めちぎっていた、細田博之も衆議院議長で党籍離脱を理由に、アンケート調査対象にしていない。
二人とも自民党と統一教会との繋がる、極めて太いパイプ役であった。この二人を外すなどもってのほかで、茂木のやる気なさの象徴である。
今日釧路市長が議会で質問を受け、統一教会関連団体と認識し4度イベントに出席し2度選挙協力を得ていると認め、「今後は慎重に対応する」と、いとも軽く答えている。
自民党という巨大集団が大量の議員たちが統一教会と関係している。赤信号皆で渡れば怖くない状態といえる。釧路市長など悪気など全くない。
明日茂木が会見を開くとのことであるが、軽い内容になるであろうが、これで幕引きにしたいのだろう。無理だで無茶な話である。
安倍晋三の国葬に反対する。