統一教会の(勝共連合)の改憲案が、この数年で唐突に提案された自民党の改憲案にそっくりである。正確に言えば、安倍晋三が党内議論もなく党の政調会ですら知らないまま、試案のような形で示された。安倍晋三が改憲案については読売新聞を熟読してくれと、2017年5月国会で発言した。たのは、自分では説明ができないからからでないか。国会より読売新聞を書く上に置いたとする、総理のこの発言にはあきれたものである。
これに対して、党内では石破茂など提案経過も内容についても疑義がある、と言い出す代物である。
ただ自民党案では、自衛隊は自衛軍にするとしているが、安倍晋三は統一教会の案に沿って、自衛隊として明記するとしている。
統一教会は憲法改正案として上の3点を挙げている。これ等を自民党は憲法草案に一般法に反映させている。
家族保護については、家族の延長が国家であり家族の形態は法律で規定するというのである。山谷えり子などを使って、男女の役割を文鮮明の提言通り受けて、LGBTを禁止している。選択的夫婦別姓も同性婚も、自民党の中にも相当な賛同者がいるようであるが、安倍や山谷などが抑え込んで論議すらさせない状況である。不思議でならなかったのであるが、バックに統一教会がいるのである。
緊急事態法は、ナチスに倣ったもので緊急時には政権が法律を越えたことができるというのであるが、ヒトラーが国会を無視して自在に戦争でもなんでも取り組めた代物である。麻生太郎は、ナチを見倣えと積極的である。
自民党は、統一教会に選挙協力を頂いたお返しとして、教会の教義に沿った法案作りに勤しんでいるのである。
安倍晋三の国葬に反対する。