結局は被疑者死亡で安倍晋三が犯した、数々の犯罪行為や罪は問われることなく闇の底に置かれて時は過ぎていくのだろうか。死者に寛容な民族性は美徳であろうが、公人となるとこれは別である。中でも繰り返す虚偽発言で数々の難局をやり過ごしてきたツケは、後世代が何時の日か穴埋めすることになる。
普天間の珊瑚は移設している、集団的自衛権は憲法で容認されている、原発の放射性廃棄物は制御されている、自分は潰瘍性大腸炎である(これは二度も)、妻や私が関係していれば辞任する、腹心の獣医学科開設を知ったのは国家戦略特区の会議の場である、桜を見る会では国会で118回も嘘をついている、アベノミクスの評価には指標を変えてしまう。これ等の全ては、大きな禍根としていつかは明かさなければならない。国家の民主主義体制、情報開示あるいは弱者に及ぶ不都合や何よりも近隣諸国に送った非平和国家としてのアナウンスは消すことも出来ない。
先ずは現在露わになりつつある、東京オリンピックであるが誘致の裏工作に働きかけた結果、目的のためには手段を選ばない黒い金を当然のように要求する人物が蠢き今日の結果になっているといえる。
森友問題では公文書改竄隠蔽を平然と部下に強要し、公務員理念に背き苦しみ自死しても上司も政権も平然としたままである。
アベノミクスはもっと広範に傷痕を残した。虚構の経済成長を喧伝しるが、格差を広げ、30年前の賃金に戻し韓国にさえ追いつかれ、年金は削られる一方で、雇用不安は常態化するが非正規雇用の量が増え求人さえ虚構である。
北方領土はもっと悲惨である。3000億円もの追い銭つけてプーチンに献上した。すっかり問題解決したにも拘らず、報道を高級料亭に招待した効果か、何処も真実を報道しない。虚構の北方領土はロシア軍の演習の場と化している。
国家の最高権力者による虚偽行為などあってはあらないことが前提になっている。国会答弁がそうである。証人喚問された人物の虚偽は罰せられるが、議員を含め総理の虚言は罰せられることもない。
国家権力の最高位にある人物の虚偽は、周辺議員の質の低下をも招いている。主君に倣った萩生田をはじめとする統一教会の関係を虚偽ととぼけと恫喝で乗り切ろうとし、稲田などは防衛大臣就任で夫名義で軍事企業の株をガッポリ買わせたり、河合夫婦には特例の1億5千万円を安倍が独断で渡したがその金はどうした。
そもそも外交と称して世界を飛び回って、30兆円とも40兆円ともいわれる金をばら撒いて、外交はどうなった、その金はどこ行ったのか。
安倍晋三の虚偽は虚偽であるが虚構ではない。誰かがツケを何処かで清算することになる。
安倍晋三の国葬に反対する。