高橋はるみ北海道知事が、北電の幹部職員から毎年献金を受けていたことが解った。真下共産党道義の調査で判明しただけでも、03年から06年までの4年間で、371万円になっている。
高橋はるみ北海道知事は、通産省の官僚であったが、武部自民党元幹事長が口説き落として、知事候補として擁立し当選したのである。現在3期目にある。無所属ではあるが、自民党知事といって良い。
通産省は、国策として行った原発推進の主体官庁である。北電にも、通産省から役員が天下っている。今回も、その役員からも知事は、献金を受けている。
北海道の泊原発は、つい先だって高橋知事が3号機の再稼働を、ちょっと民主党の政権に異議を唱えるふりはしたが、すんなりと認めた。今度は2号機が点検に入る。1号機は来年春に点検に入る。
つまり原発推進派である、高橋知事は何としても3号機は稼働させたかったのである。
川勝静岡県知事が、北電役員の献金と知事の出処母体の存在から、正当な判断がなされていないと指摘している。高橋知事は、あの人はヘンなことを言う知事だからと、反論していない。何処がヘンなのかわは解らないが、痛いところを突かれたと思っているに違いない。
そもそも、泊原発は昭和63年に、多くの北海道民が設置に反対した。当時の道民410万人に対して、100万人の反対署名が集まった。道民の24%にもなる署名である。
2%を超えると、議会で審議しなめればならない。時の横路知事(現衆議院議長)は、この署名を無視した。国政に戻りたい、社会党のプリンスと言われた横路の暴挙である。
泊原発は、世論の逆風を受けながらも、存在を認めようとする知事によって今日に至っている。幸い大きな事故がないことで、彼らの行為は問われることがないだけである。
1号機は、ストレステストを受ける準備中です。
まだ稼働してます。
御忠告ありがとう。
泊原発の危険性は他にあります。余別~岩内間の海運ルートに避難道路を造ったことです。この名勝地の橋が台風で簡単に崩壊、しかもこのルートは原発以前、地滑りで道路建設はできないと言われた場所です。
現在、私の居住区は泊西方80Km範囲です。簡単に言うと藻岩山上空に雨雲があれば30分以内に雨が降る地域です。新聞報道の数値を直観的に見ると福島事故で道東の放射能数値が上昇していました。
何よりも、福島原発事故は広島の百数十倍の規模と発表されました。放射能を無毒化できれば等と言う政治家の発言にあきれかえるだけです。
改めて確認してみましたが、北海道電力のHPでも、1号機は現在停止中となってますし、やはり停止しているのではないでしょうか。獣医さんは、どういう理由で稼働中と仰るのでしょうか。
どちらにしろ、ある意味事実関係の問題だけですので、この件に関してはこれ以上書きません。
人体に影響は無い量だと書かれていましたが、一度生成された放射能はなくならないはずです。それが大量に原子炉を持つ、世界各国から放出されれば、必ず海に蓄積されますよね。宇宙にごみを撒き散らし、今度は海に放射能の撒き散らしです。めちゃくちゃです。
もしこれが本当なら、原発は依存すべきエネルギーではないですよね。動物、環境、将来を担う人類に危険が及ぶのは避けられないです。
現に、放出される海水の温度が周辺の海を7度ほど上げるので、磯やけが起きている海岸もあるそうです。もちろん海の生物の生態系は
影響されます。
やはり代替エネルギーに移行しないと地球が危ないです。
300万の賄賂もらったって、お金を持って死んでいく人間はいないです。
これまでより一層、政治家の誠実さが求められてる時代の気がします。