そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

国民には、「県境越えるな」と移動を控えさせるにに、世界中から招き入れる

2021-07-17 | オリンピック

政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長は昨日(16日)、更なる感染者の増加が見込まれるとし、夏休み期間中の感染対策に関する協力を呼びかけた。
都道府県を超えた移動や大人数・長時間の飲食を控えろ、オリンピックは自宅で観戦しろ、普段会わない人に会うこと控えろ、長時間の飲食を控えろというのである。

しかし、よく考えてみるとオリンピック村はこの真逆のことをしている。県境どころか、国境を越えて地球の裏からまで集まってくるのである。しかも狭いところに集まってくるのである。
殆ど普段会わない人との交流であるし、長話になるのに決まっている。長話でなくてもそれぞれの競技を行い競い合い競り合う。こんな事したら、尾身会長に怒られますよと、教えてやりたいものである。
この間オリンピック村の人達は毎日PCR検査をするんであろうし、それぞれが専用の車を使いうことになっている。地元の東京に色んな意味で負担になるだろうし、そんな大量にPCR検査が得きるのなら、なんで最初からやらなかったと言いたくもなる。昨年は、PCR検査などすると患者が増えると困るから控えたのであったが、今頃になってオリンピック村にだけやるのか、と突っ込みたくもなる。
IOCのバッハ会長は、この男なら言いやすいと思ったのであろうか、菅義偉総理に、観客を入れてくれるように要請までしている。広島では誰も歓迎してくれなかった。帰れの看板を突き付けられた、バッハ会長は核兵器のことには全く触れることがなかった。
緊急事態宣言下のオリンピック開催など正気の沙汰ではない。太平洋戦争は、開戦6か月後には、敗戦濃厚となっていたにもかかわらず引き返すことはしなかった。死者320万人のうち200万人は、1945年の8カ月の間に亡くなられている。瓜二つの五輪強硬開催であるといえる。

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