東京オリンピック・パラリンピック組織委員会理事で、収賄容疑て拘留中の高橋治之は、「最初は五輪招致にかかわるつもりはなかった。安倍さんから直接電話をもらって、『中心いになってやって欲しい』とお願いされ、『過去に五輪の招致にかかわった人は、皆逮捕されている。私は捕まりたくない』と断ったが、安倍さんが『大丈夫です。絶対に高橋さんは捕まらないようにします。』と言われ、関わるようになった。」と述べているとのことである。
その約束があるから、五輪招致に関わったというのである。これは文藝春秋の10月号の記事に掲載されている。
”捕まるようなことはさません”とか、”捕まるようなことはしてません”というのなら解らなくもないが、『捕まらないようにします』はないだろう。あるいは安倍は捕まるようなことを頼みますと、お願いしているようにも思える。
ここで思い出させるのが、安倍晋三ご寵愛のジャーナリスト山口裕之の一件である。女性ジャーナリストを強姦した容疑で山口の逮捕状を懐に空港で待つ刑事に、警視庁長官の中村格が逮捕見送りを命じた一件である。
2012年12月に第二次安倍政権が発足すると、高橋容疑者のもとに安倍晋三から直々に電話がかかってきたとのことである。
安倍晋三が死亡して、高橋治之は捕まってしまった。しかも検察はチョロ出しで拘留期限を引き延ばしている。つまり今後どれほど嫌疑が増えていくかわからないのである。多くの国民は、金まみれのオリンピックの、ほんの一部が露わなったとしか思っていない。
今後の展開として、オリンピックで大儲けしたパソナの竹中平蔵にいつ司直の手が伸びるか注目したいところである。
安倍晋三の国葬に反対する。