サッカー場で観客が”日本人だけ(Japan Only)”と書いた横断幕を掲げて、レーシズム(民族主義)として、無観客試合を言い渡されたことがある。最近も、バナナをアフリカ系選手に示して、同じくレーシズムであるとしてこの観客を排斥した。
レーシズムは、民族主義あるいは人種主義といわれ他民族を排斥する考え方や行動のこととされている。グローバル社会にあって、民族による差別はあってはならない。
私のこのブログにも、朝鮮や韓国を擁護する私の文章に対して、汚い言葉で朝鮮や中国を罵るコメントが絶え間ない。質問を出して回答を待つがほとんどが書きっぱなしの、無責任記事である。
巷では、韓国に対するヘイトスピーチのデモが盛んであると、報道がある。国連がこれに疑義を表明している。
今日第2次安倍改造内閣が発表された。相も変わらず、自身の考えに
近いお友達を厚遇する内閣である。残った6人に加えて、特に靖国大好きの高市早苗や有村治子は、極右翼人物である。
安倍晋三も、第1次内閣では、美しい日本というスローガンを掲げた、自らも認めるナショナリズムを掲げる。
安倍首相などの、政治の世界のナショナリズムは、国家主義と訳されるにはあまりにも排他的である。国粋主義と呼ぶにふさわしく、国家を前面に出す。ナショナリズムは、愛国という言葉が必ず同居する。最近はそれに加えて、国益などと言う言葉もついてくる。更に、集団的自衛権さえついてくる、他国に対して排他的思想である。
ナショナリズムは、自国の国民には支持されることが多い。9.11の時に報復に打って出たブッシュや、クリミア併合したプーチンなどはその典型である。ヒトラーも同様にしてドイツの指導者となっている。
こうしたナショナリズムは、レーシズムと紙一重であると言える。むしろ同一のものとさえ思われることが少なくはない。
サッカー場では処罰とともに厳しく排斥されたレーシズムは、政治の場では隠然と他国の排斥に働く作用を失っていない。安倍改造内閣は、危うい道を歩み始めていると言える。
ドイツやイギリスなどヨーロッパ諸国をみれば
分かるように、外国人の流入は危険だ、社会の混乱
をもたらす。
なんか最近、ハングルやシナ文字が増えたような気がする。いやな感じだ。
戦後日本には、もっとナショナリズムが必要だ。
この動きの中心になっているのは在日特権を許さない市民の会( 在特会 ) 、主権回復を目指す会です。
彼らは拉致問題以来高まった「 北朝鮮憎し 」の国民感情を利用して、「 日本による朝鮮人強制連行などなかった 」と歴史的な事実をねじまげようとしています。
国連人権規約委員会は7月24日、日本政府に対して、「 最終見解 」を出して、人種差別や対立をあおる「 ヘイトスピーチ 」の禁止などを求めた。
「 慰安婦 」問題では、人権侵害が今も続いているとして、調査、訴追し、処罰すること、被害者への侮辱や事件の否定を許さないことも求めています。
特定秘密保護法が権利を侵害しないよう厳格な運用も求めた。
地球市民になって日本がボコられるのを喜ぶ連中には
鉄槌を。
安倍政権のもとで、右傾化の風潮にのって、特に週刊誌がひどいです。
「 なぜ日本を貶めるのか?朝日新聞『 売国のDNA 』( 週刊文春 )
「 『 慰安婦報道 』で韓国を増長させた朝日新聞の罪と罰 」( 週刊現代 )
「 1億国民が報道犠牲になった『 従軍慰安婦 』大誤報! 」
朝日新聞が「 慰安婦問題を考える上下 」を掲載したあとエスカレートする週刊誌。
「 慰安婦 」問題そのものがねつ造であるかのように描く意図的なものを感じます。
1億国民が報道犠牲者になった従軍慰安婦大誤報!は、( 週刊新潮 )です。
同年 「 日本会議国会議員懇談会 」( 議連 ) も結成。
背景に90年代、元日本軍「 慰安婦 」被害者の告発と「 河野談話 」( 93年 )、「 村山談話 」( 95年 )、第4回世界女性会議(95年、北京 )、法制審議会での選択的夫婦別姓など民法改正法案要綱発表 ( 96年 )など、日本と世界の女性運動の高揚への右派勢力の危機感がある。
安倍晋三は、日本軍性奴隷制度を裁いた女性国際戦犯法廷 ( 00年 )のNHK番組に圧力をかけ改ざん、自民党 「 過激な性教育・ジェンダー教育実態調査プロジェクトチーム 」( 05年 )の座長をつとめ ( 事務局長は山谷えり子参議院議員 )、など攻撃の中心人物。
2000年前後から強められたジェンダー攻撃と女性施策の後退 ( ジェンダーバックフラッシュ〈 揺り戻し )の大もとに「 日本会議 」の存在と活動がある。