そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

何とも頼りない立憲民主党が自力で歩くことさえできないでいる

2022-01-22 | 石破茂

立憲民主党は新党首を選出したのの、一向に支持率が上がらない。泉代表は与党批判を止め、全く迫力のないボヤーっとした国会になってしまった。これまでの最大支持母体の連合は、芳野友子代表になり事実上立憲民主党支持を取り下げた。
枝野幸男が同名の立憲民主党を立ち上げたのは2,017年10月である。希望の党への合流を前原代表が一方的に決めて、一致しないものあ排除すると尾池百合子の発言に、反発して枝野が立党したのが立憲民主党である。
枝野幸男への期待は高く、立憲民主党は総選挙後は支持率を一時26%を超えるまでになっていた。頼もしい限りの野党が産まれたと思われたが、実質民進党が分裂したことや枝野の優柔さなども災いし、次第に存在感を失くしていくことになる。
昨年の総選挙では野党共闘の結果が思わしくないと枝野は辞任した。司会確かに議席は減らしてはいるが、惜敗の所も多く得票数では決して共闘は失敗したとは言えない。
共産党嫌いの連合芳野代表は、ここぞとばかり枝野下しに大きく貢献した。
新党首に就いた泉健太は何とも心無い人物である。希望の党に加わったかと思うと国民民主党に早々と移り、今は立憲民主党である。
何よりも新代表のご祝儀相場の全くない支持率である。岸田内閣を連立を組める内閣と持ち上げた見みたり、国会質問では政策評価した上で修正を求めたりする。主義主張の軸がはっきりしていない。いい人物でいたいのであろうが、清濁併せ呑む度量は見られない。70代が主役の自民党に比べれば、子どもの世代となる。ネガティブキャンペーンをしたかったのか、番組制作会社に不正に1千万円をも込む失態も明らかになっている。
相当覚悟した方針や理念を掲げなければ潰されるのがオチだ。夏の参議院選挙は更なる惨敗をすることになる。この国に健全な野党は育たないのは何故か?
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