久しぶりに書斎の掃除をする。
日差しが随分斜めだから、部屋の奥のほうまで明るい。
結婚当初に買ったカラーボックス(転勤族には便利な組み立て家具、まだ残っていた)にも日があたって、モップをかけていると側面の鉛筆の落書きとドラえもんのシールが目に入った。
形にもならない落書きだから、長女ヨチヨチ歩きの頃か。
3人の子供がいるけれど、してはいけないところに落書きするのは長女の癖。そしてドラえもんのシール大好き子供だったのも彼女の特徴(数年間はドラえもんのシール付きのカレンダーがサンタクロースへプレゼントのお願いだった)。
鉛筆を持つのが大好きで、いつも何かを書いていたから彼女の左利きは治す間もなかった(笑い。はさみは危ないからお母さんのいるところで使いなさいといったせいか、右手使い)。
あの頃6畳間の白い壁が鉛筆の落書きでいっぱいだった(二人の子供を抱えて体調のよくないこともあったから注意するのもあきらめて、引っ越すときにペンキを塗るという選択をした)。
今日ここにある落書きも、その白い壁に落書きした時代のもの。
節分の鬼のお面を貼り付けて、「福は内、鬼は外」とやったのもその壁。
鬼のお面をつけるのが怖かったし、お母さんがお面つけて鬼の役をするのも嫌がった娘だったから。
まだ弟は小さ過ぎて、だから娘といっしょになって、壁の鬼に豆を投げてはしゃいだ記憶がよみがえります。
そして、彼女随分小さい頃からドラえもんの漫画が大好きで、
「私ね、学校って嫌なところだって思っていた。だって、いつものび太のように廊下に立たされるのだと思っていたから」
子供時代は本の虫で、鞄を放り投げて外遊びしてくれたらと願うような子供だった。
自分の泥んこの靴を示して「いっぱい遊んだって証拠だから、いいことなんだよね」と、勇んで報告した娘。
そういっていたのに、今もまだ学校というところに通ってます。
追記
そう、「サラマンドラ」の歌を耳にしたのはこの頃です。
♪サラマンドラ、サラマンドーラ火の中の竜
大好きで、大好きで、歌詞を覚えたくて、紙に書いてこの落書きの白い壁に貼って、掃除しながら歌っていました。
子供は覚えるのに、音痴な私はなかなか覚えられなくて…。
今も、あのメロディー思い出すとにジィーンとなってしまいます。
歌詞、どこかで探せないかな。
詩も切なく素敵です。
日差しが随分斜めだから、部屋の奥のほうまで明るい。
結婚当初に買ったカラーボックス(転勤族には便利な組み立て家具、まだ残っていた)にも日があたって、モップをかけていると側面の鉛筆の落書きとドラえもんのシールが目に入った。
形にもならない落書きだから、長女ヨチヨチ歩きの頃か。
3人の子供がいるけれど、してはいけないところに落書きするのは長女の癖。そしてドラえもんのシール大好き子供だったのも彼女の特徴(数年間はドラえもんのシール付きのカレンダーがサンタクロースへプレゼントのお願いだった)。
鉛筆を持つのが大好きで、いつも何かを書いていたから彼女の左利きは治す間もなかった(笑い。はさみは危ないからお母さんのいるところで使いなさいといったせいか、右手使い)。
あの頃6畳間の白い壁が鉛筆の落書きでいっぱいだった(二人の子供を抱えて体調のよくないこともあったから注意するのもあきらめて、引っ越すときにペンキを塗るという選択をした)。
今日ここにある落書きも、その白い壁に落書きした時代のもの。
節分の鬼のお面を貼り付けて、「福は内、鬼は外」とやったのもその壁。
鬼のお面をつけるのが怖かったし、お母さんがお面つけて鬼の役をするのも嫌がった娘だったから。
まだ弟は小さ過ぎて、だから娘といっしょになって、壁の鬼に豆を投げてはしゃいだ記憶がよみがえります。
そして、彼女随分小さい頃からドラえもんの漫画が大好きで、
「私ね、学校って嫌なところだって思っていた。だって、いつものび太のように廊下に立たされるのだと思っていたから」
子供時代は本の虫で、鞄を放り投げて外遊びしてくれたらと願うような子供だった。
自分の泥んこの靴を示して「いっぱい遊んだって証拠だから、いいことなんだよね」と、勇んで報告した娘。
そういっていたのに、今もまだ学校というところに通ってます。
追記
そう、「サラマンドラ」の歌を耳にしたのはこの頃です。
♪サラマンドラ、サラマンドーラ火の中の竜
大好きで、大好きで、歌詞を覚えたくて、紙に書いてこの落書きの白い壁に貼って、掃除しながら歌っていました。
子供は覚えるのに、音痴な私はなかなか覚えられなくて…。
今も、あのメロディー思い出すとにジィーンとなってしまいます。
歌詞、どこかで探せないかな。
詩も切なく素敵です。