記憶をたどってみた。
1)雪国で、ランドセルを担いでいた頃は、マントだった。
2)4年生頃に、防水効果の高いアノラックが流行りだして、いわゆるカッパのズボンと対で着用していた。
3)中学3年の頃は、黒で衿がからし色のアクセントとなっているアノラックだった。
4)高校の3年間は、学校指定の紺のオーバーコートを着ていた。
5)大学は下宿の一人暮らし。自分で選んだコートは真っ赤なオーバーコート。思い返せば、なんであんなのを選んだのだろうと、我ながらセンスにガッカリだけれど、そんな心境だった、ということ。
6)東京で就職して、お給料を貯めて買ったのは、衿と袖口に毛皮のついたキャラメル色のキュートなコート。・・・今思えば、このセンスもどうかと思うけれど、就職したての給料取りには根が張ったので、何度もウインドーショッピングの日々でした。そのコートを着ていた頃、彼の家を訪ねることになって、
「キミがそのコートを着ていくと、ボクがプレゼントしたのかと誤解して、オフクロが機嫌が悪くなるかもしれないから、毛皮つきはやめてほしい」と彼が言ったのを覚えている。
7)次はミニスカートの時代が終わり、茶色のツイード生地のロングコート。まだまだウエストが63センチのころで、シルエット重視、ロングブーツで気取っていた頃。
でも、このコートは一冬で終わった。
8)ママコートの時代に突入。冬の外出はいつも子供オンブの時代で、シルエットを強調するコートは、お蔵入りになった。
9)夫の仕事が変わって、節約第一の暮らしに突入。バーゲンの半コートと、学生時代のスプリングコートで乗り切った。
10)仕事に出るようになって7年頃。まだ高級品だったカシミヤのキャラメル色のロングコートをデパートのバーゲン見つける。自分へのご褒美、と思って、エィヤッと決断。仕立てのよさと、しなやかな手触りで10年近く着た。
11)その5年後、黒のアンゴラのロングコートを購入。
2枚のロングコートを定番のように着ながら冬の通勤電車に乗った。
気がつくと、街には、すっかり肩パッドの入ったロングコートは見かけなくなっている。アレレ!・・・好きだったから着続けていたのだ!
12)黒皮の半コートを購入して6、7年。地味目で着易くて重宝している。・・・こっちも流行は去っているのかも知れない。
13)もう一度ロングコートを買おうかなー。
汽車通学の頃、黒のロングコートで毛皮の襟巻きをしている女性を始発駅の停車場で何度か見かけた。美しかった!田舎の小娘の私の目には、高嶺の花、こんな綺麗なひとが私の田舎町にもいるのかと思ったものです。県内に一つしかないデパートのエレベーターガールなんだって、と聞きました。当時デパートのエレベーターガールは美人がなる、というのが定番でした。
オンブ用のママコートを着始めた頃、子育て一段落したご近所さんの、グレーのロングコート(コレも毛皮の襟巻き付き)姿に、素敵!の感想。・・・彼女も美人でした。
アッハハ、すらりと背の高い美人のロングコート姿、好きなのです。
ロングコートは買えても、他の条件は買えませんなー(ショボーン)。
1)雪国で、ランドセルを担いでいた頃は、マントだった。
2)4年生頃に、防水効果の高いアノラックが流行りだして、いわゆるカッパのズボンと対で着用していた。
3)中学3年の頃は、黒で衿がからし色のアクセントとなっているアノラックだった。
4)高校の3年間は、学校指定の紺のオーバーコートを着ていた。
5)大学は下宿の一人暮らし。自分で選んだコートは真っ赤なオーバーコート。思い返せば、なんであんなのを選んだのだろうと、我ながらセンスにガッカリだけれど、そんな心境だった、ということ。
6)東京で就職して、お給料を貯めて買ったのは、衿と袖口に毛皮のついたキャラメル色のキュートなコート。・・・今思えば、このセンスもどうかと思うけれど、就職したての給料取りには根が張ったので、何度もウインドーショッピングの日々でした。そのコートを着ていた頃、彼の家を訪ねることになって、
「キミがそのコートを着ていくと、ボクがプレゼントしたのかと誤解して、オフクロが機嫌が悪くなるかもしれないから、毛皮つきはやめてほしい」と彼が言ったのを覚えている。
7)次はミニスカートの時代が終わり、茶色のツイード生地のロングコート。まだまだウエストが63センチのころで、シルエット重視、ロングブーツで気取っていた頃。
でも、このコートは一冬で終わった。
8)ママコートの時代に突入。冬の外出はいつも子供オンブの時代で、シルエットを強調するコートは、お蔵入りになった。
9)夫の仕事が変わって、節約第一の暮らしに突入。バーゲンの半コートと、学生時代のスプリングコートで乗り切った。
10)仕事に出るようになって7年頃。まだ高級品だったカシミヤのキャラメル色のロングコートをデパートのバーゲン見つける。自分へのご褒美、と思って、エィヤッと決断。仕立てのよさと、しなやかな手触りで10年近く着た。
11)その5年後、黒のアンゴラのロングコートを購入。
2枚のロングコートを定番のように着ながら冬の通勤電車に乗った。
気がつくと、街には、すっかり肩パッドの入ったロングコートは見かけなくなっている。アレレ!・・・好きだったから着続けていたのだ!
12)黒皮の半コートを購入して6、7年。地味目で着易くて重宝している。・・・こっちも流行は去っているのかも知れない。
13)もう一度ロングコートを買おうかなー。
汽車通学の頃、黒のロングコートで毛皮の襟巻きをしている女性を始発駅の停車場で何度か見かけた。美しかった!田舎の小娘の私の目には、高嶺の花、こんな綺麗なひとが私の田舎町にもいるのかと思ったものです。県内に一つしかないデパートのエレベーターガールなんだって、と聞きました。当時デパートのエレベーターガールは美人がなる、というのが定番でした。
オンブ用のママコートを着始めた頃、子育て一段落したご近所さんの、グレーのロングコート(コレも毛皮の襟巻き付き)姿に、素敵!の感想。・・・彼女も美人でした。
アッハハ、すらりと背の高い美人のロングコート姿、好きなのです。
ロングコートは買えても、他の条件は買えませんなー(ショボーン)。