日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

朝ドラ「梅ちゃん先生」

2012-05-02 20:57:23 | 映画・テレビドラマ・音楽
前作は、見落とさないように見ていた。ので、次もみようかなとという気分に満ちていたのに、気が乗らない。で、見たり見なかったりの私です。
すごいな、と思うのは、戦後のバラックのセット。戦後の、焼け跡の東京ってこんなだったのだ、と勉強になる。
でも、ストーリーがいただけない。ドジな末娘が医大生になったわけだけれど、たまたま成績がぱっとしなかっただけでなく冴えているところがない。こんなで医学部生をやっていくなら、決死の覚悟が必要だろうに、おっとり具合はそのまんま。戦後の女子医大ってこの程度だったのかしら。
梅ちゃんの学生仲間みんながそれなりに可愛いのに、ズーズー弁の女の子をブサイクという設定にしているのもマンガ(マンガに失礼かな)。田舎者=ブサイクの構図です。
掘北真希ちゃんは「三丁目の夕日」で、ズーズー弁の六ちゃん役を演じている上手い役者さんです。今回の設定では、みなさん可愛い子は可愛い子なりに、年寄りは年寄りなりに、の演技をしているだけで、学芸会のレベルと思ってしまうのは私だけでしょうか。
梅ちゃん一家、ほんとうは上手い役者さん揃いなのに、皆さん実力の何割かしか出ていない。これって脚本のせいかしら。監督の力量なのかしら。
ドラマは感動も与えてくれるけれど、しらけさせてもくれる。
NHKで予算があるからか、焼け跡のセットはすごいです。
コメント (2)
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