日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

帰宅の電車の中で

2013-06-19 16:03:28 | 母のことなど
先日の弟からの写メールを見直していた。
なんと写真の下に、長いメッセージが。
写真を見て、即、送られてきたばかりの孫(母のひ孫)の写真を転送していたワタシ。

弟のメッセージには
弟夫婦がこの水曜日から1週間の旅行に行く、とのこと。
母は、その間ショートスティです。
母は早速実行したのです。

先日我が家に来たとき、いろんなことを話しました。
その中のひとつが、
「年に一度は1週間でも10日でもショートステイに預けてもらって、二人で海外旅行にでも行ってきたら、と言ったらどう」という提案。
「弟たちから、『行きたいから』といいにくいかもしれないから、先に声をかけて、で、行く、行かないは自由に決めてもらったらいいから」と。
「自分たちは、親の介護があるから長期旅行にもいけない、というガマンはないほうがいいと思うから」と。

そのワタシの提案を、母は早速実行にうつしたのです。
96歳で、さすがです。
母の娘でよかった、とメールの文面をなぞりながら、涙が浮かんできました。

実は、長年教職をしていた弟嫁さんは、子供たちが社会人になったのを期に退職。自由に旅行を楽しみたかったところでした。
なのに、弟が大病を患い、仕事も続けられなくなって失業中でした。
弟は、長く働いた奥さんの遊びたい思いを妨げたくない。友達と予定通り旅行を楽しんで欲しい、そうでないと、母を引き取った僕が困る、といっていました。

で、弟嫁さんは友人との予定通り旅行には行っています。
と、母の心中には、どうしても自分の介護のために居残っている息子が愛おしくなるのです。
母の目は、あっという間に涙で溢れました。
できれば夫婦2人で行ってもらいたいのに、自分がいるばっかりに、あの子が留守番しているが不憫で、となるのです。

じゃあ、夫婦で行くのなら、1週間や10日ショートスティ大丈夫?というと、こっくりとうなずきました。

その時にした話題を、現在実行中、ということです。

息子が夫婦で楽しんでいる、そう思うと、96歳の母親も気分が晴れるのです。
母のハハゴコロは、96歳にして健在です。



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なんかねっ。

2013-06-19 12:35:25 | 私の雑感あれこれ
ココロが折れそう(という表現でいいのか、迷うけれど)になるときがある。

なぜ、こうなのだ、と。

どうして伝わらないのか、と。

自分のどこが至らなかったからこうなったのだろうか。

ふしぎなのです。

ワタシが時計ならば、時計屋さんに分解掃除してもらえば、

再びカチカチと明朗な音を刻むようになるような、

そんな気もする。

で、ニンゲンのワタシの分解掃除をしてくれるヒトは、

精神分析医という職業の人だろうか。

気休めの言葉に頷いたり、知らんぷりの風情でワタシのホンネをどっかへ追いやったり、いろんなやり方で時を過ごしているけれど、

この、このココロの重たさを、同じように感じる人はいない。

幾人かの友人やら、身内が、0.1ずつ、いや0.3ずつ、思いを分かち合ってくれることがあっても、そのものの重たさをいつも抱えているワタシとは違う。

ああ、ワタシを分解掃除したい。






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ガーデニング雑記 18

2013-06-19 06:54:24 | 庭 6月
ガーデニングを始めてから二回目の6月です。今のワタシは、こんな書き方をすると、「あと何回か」という思いが頭をよぎります。ふぅっ。1回1回を大事にしなくっちゃ。
去年の今頃テラコッタ(洋風大鉢)を買ったとか、バラアーチを買ったとか、夫の日記に出てくるそです(10年日記はこんなとき便利ですね!)。

特段の知識もなく、とりあえず園芸店へ行って3本買ってきたことから、マイ「バラ園」はスタートした。その3本は全く律儀なタイプで、今も次々と花を咲かせています。幹も随分立派。そこらのバラ公園の代物に引けを取りません。…オーナーの欲目かしら(苦笑)。
ひところのような圧倒する派手さはないけれど、四季咲きタイプは律儀に花を付けて、60代のオーナー夫婦を癒してくれています。

二階の東窓から庭が鳥瞰できます。とりあえずの部分もありますが、ほぼ敷地の区割りが一段落しました。早朝、起き掛けに眺めるひと時が至福です。
庭は広さがあるものですから、ケースで苗を買って花壇に、ということをしてきたわけだけれど、「苗を購入して植える」スペースをどちらかというと限定したいと考えています。
宿根草を増やして…という算段。最初からそのつもりですが、なにしろはじめは植えた宿根草にしても苗が小さいから、将来のボリュームが覚束なくて、つい狭まめに定植してしまいがち。
今、タチアオイが二株咲いています。冬の間は跡形もなかったのに、さすが宿根です。
アメリカ芙蓉も4株ふさふさとボリュームたっぷりに葉を繁らせています。
やはり宿根草は世話要らずで助かります。

ラベンダーを何度か挿し芽して、6株が成功。今花を咲かせています。ラベンダーは宿根で且つ冬でも葉を落としません。バラのスペースの通路側に、今の調子でもっと、順次増やそうと思います。水仙の球根も埋めた(葉が枯れるから小さな立て札を挿しています)から、その合間にはなりますが。

このボリュームだから、アレを向こうに移して、ここに○を植えよう、とか、ベンチに座りながら構想を練っているのは楽しいひと時です。

マリーゴールドが去年のこぼれ種から芽を出して、あちこちで育っています。アサガオもしかり。
欲しいひとがいてくれたらいいのに、と眺めています。


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