日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

新年度が始まった。

2017-04-03 21:03:34 | 私の雑感あれこれ
私たちの年頃、「いつまでも元気でいられるわけじゃないから」というセリフが行き交うようになっっている。

仕事アリの期間が専業主婦を時代の3倍になるかな。週日にも自宅にいるとなんだか居心地悪かったけれど、もうそんな違和感もなくなった。
今日は、ささいなひとつの作業を引き継いだ。私、あと何年かで70だものね。
優秀な人材に囲まれている職場だから、こんな私であっても、ミスしないように神経は使う。環境が老化防止になってくれているのだろう、とは思う。
必死にやってきた30年余り。最近のことはよく忘れるけれど、かつてのことは覚えています。仕事においてもしかり。苦笑

今月下旬に孫の入院があり、東京へ出向く。「入院から退院までの5日間、お母さんがいてくれると考えてもいい?」と娘に尋ねられて、「そのつもりでいるから」と応えている自分。これまでは、交通事故でもう一人の娘が意識不明であっても、翌日の仕事があるからと、心身ともに疲れ果てていても新幹線に飛び乗ったものでした。「治すのはお医者さんだから、キミがそばにいるかどうかは回復には関係ないんだよ」と。言われれば、その通りかもしれないけれど、離れがたかった気持ちは今でも鮮明です。
それが、今度は5日間行くね、とボソッと夫に告げました。もう、そういうおばあちゃん役をやらせてもらってもいいだろうと。

人生って、思わぬことが起きる、というか、思い通りになるものではない。
ただ、そのときそのときを精一杯やるだけ。
精一杯やっていると、つぎの道が開けてくるかも。
たとえ開けなかったとしても、精一杯やったということが残ってくれる、だから、精一杯やった、が積みあがっている生き方にしたい。

それだけ。


■余談

有言実行の件。
先日の花見会で友達に話題にした。私の掃除、整理整頓下手は、友達も了解のことなのだけれど、アメニティーエリア(洗面所)の片付けが悪くてと話題にした。収納場所は十分あるのに、使いかけで放置したクリームやオーデコロンなどがあふれて、使い勝手を悪くしている、と。
ことばに出したからにはと、翌日に散乱していたアクセサリー類などの収納グッズを100円均一で買ってきて、今はすっきり整理。
無言実行が美徳なのだろうけれど、腰が重い私にはなかなか。なので、自分で自分を動かすための、ちいさな有言実行でした。








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「これぞ草の根の誇り」と、いってみる。笑

2017-04-03 05:54:43 | 私の雑感あれこれ
自治会のことです。
昨日で会計の最終チェックをして、新年度からの会計さんへの引継ぎを行いました。
自治会の年度と、自治会の会計年度に一か月のズレがあるために、2月末決算後の1か月分の入出金と、引継ぎ現金、預貯金の監査(チェック)を行い、新旧会計さん、28年度の監査役2名で署名押印して、監査役の仕事は終了しました。

上半期の会計監査時には、締日がいつであるべきか、から始まって、大いに荒れたのですが(苦笑)、すっかり仕組みを理解してくださって、下半期の時は、5分の1ぐらいの指摘ですみ、今回は、1か月分と短いこともあって、すすっと『終了』。

総額ウン千万円の金融資産をジャンケンで決めた係さんが責任を持つことになるのだから、、、。これがうちの地域の場合なんです。

町から助成金をもらって行うイベントが5つあるとのこと。
1件5万円程度です。で、年度末には、その5万円の使途について領収書を添付して、町へ報告書を提出しないといけないらしいです。汗
政務調査費などの不正が話題になっているから、町も交付金についても領収書の一枚一枚をチェツクするらしい、とのこと。会長さんは領収書コピーの文字が薄いとか云々で何度も役所と往復したそうです。
使途についても、盆踊りの講師料だけ、とか、お餅つき大会のもち米分だけ、とか各種規定があるそうです。
コミュニティーセンター周りの花壇整備にも助成金(交付金)が出ているそうです。そのお金で買えるのは、草花の種や苗類と肥料、土などの現物。草取りした後の休憩用のお茶はその中からは出ないそうです。

私が担当者ならば、助成金関係の一覧表を作る。申請日から認可、給付入金日、報告期限などの一覧できれば、イチイチ分厚い書類をめくる必要がなくなり、各助成金にナンバーを振って、関係書類にも同じナンバーの付箋をつけておくとかの「見える化」しておく。すると、忘れないように覚えておかなくてもいいから、負担感が少なくなると思う。ちょっと提案しようかな、と思ったけれど、終盤に入っていたし、余計なことだから、やめた。本当は、次の人のためになることだと思う。※

こんな数万円の助成金の支出ひとつひとつに領収書、領収書と言っている「草の根」がいて、この地域、この町、この国があるんだよ~~、といいたい気分です。

国会議員さんには、議員さんの事情がおありなのでしょうが、がんばってもらいたいな~~。

※ 自分の担当分野(盆踊りの太鼓担当)については、参考になればと思って、実施した時系列の行程表をつくっていて、それを引き継ぐ予定でい   る。
  それによると、5月半ばに前年の担当者から引継ぎを受け、その当日から行動に入っているのに、、、。
  今年の担当者が決まるのはいつなのだろう?


■余談

この手の地域の仕事は、いくつもの地域で、たくさん経験してきています。
自分に課していることがあります。
それは、
「翌年度の担当者の迷惑にならないように、口出しをしないこと」
です。

30代の初めでした。3人の子、下の子はまだ1歳で四苦八苦でやっていたころです。夫は、週日は当然仕事、土日はテニス三昧で留守。
土着色の濃い地域で、転勤族の私は、こういうしきたり、そこはこう、と、引っ掻き回す人の言いなりで、ただただ指示に従って動かされたことが、トラウマになっているのです(「夏のドッチボール大会の練習時の麦茶にはお砂糖を入れるものだ」とか)。苦笑
その数年後に暮らした地域では、会長としててきぱき活躍した女性が、翌年の役員交代で深窓の奥様に戻られて、ええっ!! ちょっとそちらのほうがステキ!! 思った経験があるのです。
だから、後者のタイプになる予定です。うっふふ











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