7月26日の読売新聞夕刊(西部版)によれば、
①五輪関係者、選手3人含めあらたに16人陽性…計148人に
東京五輪・パラリンピック大会組織委員会は26日、海外からのアスリート3人を含め、新たに16人が新型コロナウイルス検査で陽性と判定されたと発表した。
組織委が7月1日以降に公表した大会関係者の陽性者は、計148人となった。
②ビーチバレー女子、チェコ代表が陽性・試合棄権…石井・村上組が不戦勝
ビーチバレー女子で24日に石井美樹(荒井商事・湘南ベルマーレ)、村上めぐみ(オーイング)組と対戦予定だったチェコ代表ペアの選手1人が新型コロナウイルスの検査で陽性反応を示したことを受け、大会組織委員会は、この選手のペアが1次リーグ全試合を棄権すると発表した。石井、村上組は不戦勝となった。
今朝の朝刊では「陽性者は選手2人を含め10人だった。それが夕刊段階で「選手3人を含め16人」に拡大している。どんどん増えている。
ビーチバレーでは、選手の「棄権」のために「不戦勝」ということが起きた。
すでに書いたことだが(何度でも書くが)、「大会組織委」は「濃厚接触者」の数を講評していない。これは、危険だ。「濃厚接触者」が隔離されずにいるということではないのか。「バブル対策」は完全に崩壊しているのではないのか。
「安心安全」を標榜するなら「濃厚接触者」が何人いるのか、「濃厚接触者」はどこにいるのか(隔離されているのか)をきちんと発表すべきだろう。
こんな状態では、参加している選手や関係者に感染が拡大するのを「放置」しているとしか言えない。選手や関係者の「自己責任」と言うつもりなのだろうか。その選手や関係者が「バブル」の外に出て活動し、そこから市中感染が拡大した場合は、今度はだれに「自己責任」があるというのだろう。客として受け入れたコンビニ? オリンピック選手だ、と近づいて行って交流した市民?
「濃厚接触者」の数、隔離場所を公表できない「安心安全」ならば、即座に大会を中止すべきだろう。