日々是好日・スローライフ(寅さんの柴又から発信)

・日常・創る・彩る・考え・綴る
・フジノ会・探検団・かめの会(俳句)
・家庭菜園 ・ めばえ・成長・収獲

=842=大輪を咲かせるために

2007年02月05日 | 自然  植物(木、花、苔を含む)

菖蒲の株

ジーッと我慢の子


刈り残された・・・・一株


鳥も見守る
6月になると食用ガエルも鳴く




☆ むらさきに遠慮して咲き白菖蒲  (縄) 


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今日のメモ

冬の菖蒲田は、花の時期と比してとても寂しい。
写真で見る限りあちこちに水溜り、黒々とし株が盛り上がっているに過ぎない。
初夏の時期に向かって、施肥された養分を十分吸収して
見事な花を咲かせようと調整中である。
花の時期はほんの一瞬だが、それまでの準備は大変である。
管理する人も菖蒲の田圃で、草を取ったり水を入れたり守り続け
開花の時期へとバトンタッチする。

静かなること林の如し
動かざること山の如し

きっと凛とした切れ味の鋭い立派な葉が繁茂し
大輪の花が咲くでしょう。
菖蒲の花は、6月初旬1日~15日ぐらいが見ごろとなる。

 

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=481=水ぬるむ、今日は立春

2007年02月04日 | 総  日々是好日&出来事

のたり・のたり

マウ・バイと土手で遊ぶ  


春の陽光 ↑↑


春の鳴き声 ↑


春の櫓をこぐ音 ↑


“矢切の渡し”が音百選記念碑 ↑


春の逸品、高菜目張るおにぎり ↑

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

今日のメモ

ラジオが今日は、三月の上旬頃の気温になり暖かな
立春になるでしょう・・・と報じた。
昨日、2回目のマウバイ(マウンテンバイク)にまたがり早春の風を受けた。
サイクルロードの帯状に長い堤防を力を踏みしめ北北西に進路を取った。
恵方と同じ方位、今年は何か良き予感。

春の光、春の風、春の音、春の香りに出会いたくて。
身体を自然の中に置き、自由気ままに振り舞うと四方八方から
春のウララカさの雰囲気を感じた。

春の光は、小川から本流(江戸川)に流れ込む水門、水がウララカに輝いていた。
ガラスの破片を水の中に放り込みライトを浴びさせる様に、乱射していた。
ほんの僅かな段差からほとばし落ちる水が星をちりばめたように流れ落ち、
舌状になって静かな水面に消える。

土手の斜面に大の字になって本を広げながら、
いつしか眠りについてしまう人に出会った。
自然と人間、春ウララを感じた。

春の音矢切の渡しが、江戸川を流れるように往き
櫓をこぐ『ギイ~、ギイ~』という音が水面を伝わって、かすかに聴こえた。
春の味は何と言っても高菜目張るオニギリだ。
自分で漬けた高菜の葉を全面に巻き遠慮会釈なくホウバリ、
缶ビールをノドを潤す。
土手に野生の“からし菜”を摘みました。
湯がいてツマミで一杯といきますか・・・・・・・?

人間バンザイの時です。

 

 

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=480= 風になりたかった

2007年02月03日 | 総  日々是好日&出来事

マウンテンバイク試  乗
晴天に誘われて乗ってみた
45~50km

まだまだ風には無理だった。


サァ~開始、海から13km地点 ↓

 
都民の水がめ東京都金町浄水場の脇を通る ↓


年寄りは疲れた、ここまで2回の休憩
↑→↓


海より26km地点
この先の先の橋を渡り対岸(流山市)へ ↓
左岸を下る


休憩


矢切の渡し
ユッタリとネコヤナギ芽吹く岸を離れる


土手で摘み草をしていた人々。
教えられるままに『からし菜』を摘んで帰った。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今日のメモ

『年寄りの冷や水』とはよく言ったもの。
サイクリング道路を若者がぐんぐん追い抜いていく。
赤、青、黄色、ピンク色とりどりのトレーニングシャツに身を包み
たくましく颯爽と走り去る。アッと言うまに見えなくなり、遠く彼方へ。
およそ20kmを走破した。
マァー、お初なのでよしとしよう。
喉も渇いた。お腹もすいた。
コンビニでオニギリ、ビールを買い求めた。

☆ チャリンコを 走らせて来て 飲むビール
                  コリャ~うめいや 春風笑う
 

土手で何か摘み草をしている一団に出会った。
「何の草を摘んでいるのですか?」
「ハイ、からし菜です。やわらかくてとて美味しいです。いまが時期です・・・・」 
と教えてくれた。
からし菜を見ると、とても美味しそう。集団に加わって摘んだ。
湯がいて食べたらとてもやわらかくて美味しく春を感じた。
また摘みに行こう

  追記

   サイクリング道路は、
軽快そうな自転車に乗車した
若者にドンドン追い抜かれた。
マウンテンバイクは林道、荒野、山道が本職のようです。
タイヤ、車体も強固に出来ていた。

 

 

 

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=479=遊びの中の知恵

2007年02月02日 | 文学  コラム・エッセイ

 

                    独断と偏見
                                    

                    

  遊びの中の知恵

 「よく遊びよく学ぶ」こんな諺がある。

 会社からの帰り。
小学校低学年の児童が電車の中で居眠りをしていた。エ~エ~エ。子供が居眠りとはちょいと戸惑った。遠くから都心の有名校に通う児童であろう。一人だった。

 近県から東京に通学する児童にインタビュゥした場面を、テレビで聞いたことがある。「家の近くに友達はいません」「はじめは、さびしかったけど、今はさびしくない。家に帰ると夕方なので友達なんか要りません」さびしいような妙な答えが返ってきた。

 駅を降りてから少々行くと、学習塾が二軒ある。煌煌と輝く明かりの下で机に向かって勉強している子供達。励んでいる姿には、「頑張れよ!」と声を掛けたくなるが、遊びを知らない子供たちであろうかと思うと、たいへんだなぁ~・・と同情のほうに傾いた。
いったい何時、何処で遊ぶのだろう。

 「子供は風の子」という言葉が有った。小さいころは暗くなるのも忘れて遊びほうけた。喧嘩をし、殴ったり殴られたりした。学校から帰るとカバンを放り出して暗くなるまで遊んだ。それが普通だった。 今の子供達は、塾通い・習い事・・・・と遊んでいる子供を見かけない。少子化も大きな要因だが、車の発達で遊ぶ場所がなくなったらことも大きな要因かもしれない。

       

 友達と遊ぶ中に社会生活に必要な知恵と知識が沢山詰っている。ワイワイ、ガヤガヤ遊ぶことは何も役立たないように思われるが、大切な事が一杯詰まっている。
 年長者が遊び方を教えながら小さい子に教え面倒を見る。たとえば、縄跳びを考えてみよう。飛び方、まわし方、縄の持ち方、順序良く並ぶ、後始末。転んで怪我をすれば傷の手当てをする。治療方法を覚える。親にも知らせなくてはならない。どうして怪我をしたのかみんなで考える。わがままをすれば皆から責められる。遊ぶ事により深い絆が出来、お互いに助け合う。工夫し、考え、協力する知恵を養う。社会の基本的なルールが沢山詰っている。

 
社会環境の変化(いじめ、通下校時の街頭犯罪)、激化する受験戦争。遊び場が少なくなった都会。人間関係の希薄化等など子供を取り巻く様々な出来事。
 今教育問題が熱い。遊びの中に秘められた子供達のルールが隠されている。原点に立ち返って遊びを考える事もあながち無駄ではないでしょう。
      
    平成十年4月記 (せせらぎより・補正し掲載しました)
                               

                            

 

 

 

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=478=あなたは偉い

2007年02月01日 | 自然  植物(木、花、苔を含む)

2月=如月

花が咲いた
これは、イチ大事だ、天変地異だ


開花1月25日頃


赤丸・枯れた枝を切り取る


しっかり大地に根を下ろせよ ! !


(参考)  赤丸・植木鉢底面の水抜き穴

 

☆ 善し悪しと 思う心を 振り絞り

                      ただ生き延びろ と こころ一つ  (縄)

  

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今日のメモ

半ば諦めていた・・・駄目だろう・・・・・と。
もしかしたら・・・と、望みを託した。
梅ノ木を移植した。

およそ20~25年位前に遡る。
上司から正月用の“寄せ植え”を頂いた。
松、梅、千両、万両、笹・・・等がほどよく植えられていた。
数年して室内から地面上に植木鉢を移動して、毎年花を楽しんだ。
梅の木は、ドンドン大きくなって背丈ほどになった。
・・・・・・・ところが、数年前から枝は枯れる、花数は少なくなる、
このままでは枯れる事は明らかであった。
原因ーーーーーー。
植木鉢には、水抜の穴が底面にある。この穴からしっかりと根を下ろし地面と繋がって養分を吸い上げていた。穴が小さくて根がくびれ状態になっていた
人間で言えば首に輪環をはめられた状態。
梅ノ木にしてみれば青息吐息であった。
見るに見かねて植木鉢を割って直接大地へ移植した。
そして花が咲いた。
移植時期=昨年12月上旬

。。。。。。。。。。。。。

感  謝  状

                                  梅 ノ 木 殿

          あなたは偉い。
        細い小さな穴でありながら、艱難辛苦を超越しよく生き延びた。
        一時はどうなる事かと人間どもが、心配したにもかかわらず、
        その困難を跳ね除け、見事に開花された。
         移植してからも、半ば花は咲かないだろうと諦めていた。
        命を絶やすことなく、見事に期待に応えてくれました。
            『 花あっての・人間、人間あっての・花 』
        この忍耐と根性は、他木(樹)の範と致します。
          ここに表彰します。

         平成十九年二月一日
                              縄文人

 

 

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